【簡単レシピ】アサリと大根の香味バター酒蒸し 酒のつまみの定番「酒蒸し」がご飯のお供になるひと工夫!ほっとするのにオシャレな味

2024年3月5日(火)12時30分 婦人公論.jp


「アサリと大根の香味バター酒蒸し」

栄養士でありフードコーディネーターでもある藤岡操さんが「食堂のおかみ」になりきって提案するレシピ連載。大胆にも、この店のお品書きは「酒蒸し」1本!といっても、具材がや調味料が変われば趣も変わる魔法のレシピ。蒸し器がなくても、フライパンと日本酒や料理酒さえあれば誰でもできるメニューの数々。第34回は「アサリと大根の香味バター酒蒸し」です。

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本日のメニュー
「アサリと大根の香味バター酒蒸し」


酒蒸しといえば、アサリ。
でも、普通のアサリの酒蒸しなら、レシピなしでも十分美味しく作れる人が多いはず。なりっち食堂でやらなくてもいいでしょ……なんて、あまのじゃくな気持ちが邪魔をして、ず〜っと避けてきましたが、やっぱり作りたくなりました。アサリの酒蒸し。

でも、アサリの酒蒸しには最大の弱点があります。

〈ごはんのおかずとして、もの足りない〉

余計な味を足しすぎると、アサリの旨みが際立たない。
主張が強い食材を加えると、アサリが脇役になってしまう。

この弱点を克服しつつアサリの旨味を主役にしたのが、
本日の酒蒸し「アサリと大根の香味バター酒蒸し」です。

アサリの旨味が染みた大根、ふわっと香るバター、ショウガや大葉の香り……
想像しただけでたまりません〜。

それでは、いざ、酒蒸し!

「アサリと大根の香味バター酒蒸し」の作り方



「アサリと大根の香味バター酒蒸し」

「アサリと大根の香味バター酒蒸し」 

■《 材料(2人分)》

アサリ(砂抜き済み)…………………200g
大根………………………………………200g
ショウガ…………………………………5g
大葉………………………………………2枚
A 料理酒(食塩ゼロ)………………大さじ4
  バター(有塩)……………………10g
  塩……………………………………ふたつまみ

■《 作り方 》

1)アサリは殻ごとこするようにしてよく洗う。大根は長さ4cmの細切り、ショウガ、大葉はみじん切りにする。

2)鍋に大根を入れ、アサリ、ショウガ、大葉、Aを加える。

3)強火にかけ、フツフツとしてきたら中火にして蓋をして5分蒸す。

※塩ひとつまみは、指3本でつまんだ量です。


大根は5ミリ角ぐらいの細切りにすると、短時間でくったり火が通ります。アサリから出た旨味が大根に染みるよう、大根が下になるように入れるのもポイント。

ほっとするのにオシャレな味


アサリは火を通しすぎると硬く小さくなってしまうので、蒸し時間は5分でOK。
たっぷりの蒸し汁に、半透明になった大根が浸ってなんと美しいのでしょう!

大根とアサリを蒸し汁に浸しながらいただくと、旨味だけでなく甘味がスゴイ。
バターのまろやかさとショウガと大葉のスッキリ感が絶妙で、ほっとするのにオシャレな味。うまい、うますぎる! すいません、自画自賛が止まりません。

いつものように、蒸し汁をごはんにかけて最後まで夢中でいただきました。

定番の安心感もいいけれど、新しい料理のワクワク感はもっといい! 改めてそう思いました。

アサリが美味しい時期に、ぜひお試しください。

●今日のバター 〈那須高原 ハーレー牧場のこだわりバター 御用邸〉

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