『007 死ぬのは奴らだ』の悪役Mr.ビッグを演じたヤフェット・コットーが死去 81歳

2021年3月17日(水)11時45分 シネマカフェ

ヤフェット・コットー Photo by Albert L. Ortega/Getty Images

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ロジャー・ムーア主演作『007 死ぬのは奴らだ』のドクター・カナンガ/ミスター・ビッグ役、『エイリアン』のデニス・パーカー役などで知られるヤフェット・コットーが81歳で亡くなった。妻のテシー夫人がヤフェットのFacebookで報告した。

「あなたはこれからいくつかのインタビューを受ける予定だったし、『G.I.ジョー』の映画や、トム・クルーズやそのほかの映画への出演オファーももらっていたのに。本も出す予定だったし、ヨガナンダの教えに基づく宗教団体も設立予定だったじゃない」と残念そうにつづった。

「映画ではよく悪役を演じたけれど、私や多くの人にとって、あなたは本物のヒーローだった。良い人間、良い父親、良い夫で、きちんとした人間だった。そんな人はめったにいない。ハリウッドの伝説的で最高の俳優の一人」とヤフェットに賛辞を贈った。


ジェームズ・ボンドの公式ツイッターアカウントは「私たちは彼の家族と友人の心に寄り添います」とメッセージを送り、追悼。ファンも「ロジャー・ムーアのもとに旅立ったね。あっちでも闘うのかな」「ボンド作品で最高の敵役の一人」などと偲んでいる。

ヤフェットはテレビ界でも活躍。特に長年レギュラー出演した「ホミサイド/殺人捜査課」で人気を獲得した。

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