ムン・ソリ&キム・ソニョンら、問題を抱える“三姉妹”を映し出す予告編公開
2022年3月18日(金)11時0分 シネマカフェ
本作は、ムン・ソリが、脚本に惚れ込み主演を務めるとともに、「娘たちの世代が、暴力や嫌悪の時代を越えて、明るく堂々と笑いながら生きていける社会になるように」との祈りを込めて共同プロデューサーも買って出た、現代を生きる三姉妹の烈しくもあたたかい超弩級の人間ドラマ。2021年の韓国の主要映画祭で10冠に輝き、第16回大阪アジアン映画祭・特別注視部門に出品され日本でも話題となった。
ムン・ソリが次女ミヨンに扮しているほか、「愛の不時着」で北朝鮮の人民班長ナ・ウォルスク役を演じたキム・ソニョンが、いつも謝ってばかりいる長女ヒスク。モデルであり『ベテラン』で映画デビューを果たしたチャン・ユンジュが、自暴自棄になり感情を爆発させる劇作家で三女のミオクを演じている。
到着した予告編では、「幸薄い長女 ヒスク」、「弱みは見せない次女 ミヨン」、「ほぼアル中の問題児三女 ミオク」、それぞれに問題を抱える三姉妹の日々が映し出されていく。そして、ヴィヴァルディの「四季」より「冬 第1楽章」と共に、ミヨンとミオクが取っ組み合い、激しくもみ合うシーンや、海辺で3人が仲睦まじく座る場面も登場している。
さらに、三姉妹が物憂げな表情でこちらを見つめるポスタービジュアルも完成。温かなピンク色の背景だが、「忌ま忌ましいけど、愛してる。」というキャッチコピーがインパクトを与えている。
そして、作家・角田光代から「三姉妹それぞれの理不尽な現在と、やがて明かされる過去、不幸のてんこ盛りと言えるのに、ところどころで笑ってしまう。なんていとしい人たち、なんてすごい映画!」という絶賛のコメントも到着した。
『三姉妹』は6月17日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。