伊野尾慧、衝突からの離婚が周囲で続出「譲れないものでも譲ることが大事」
2025年3月25日(火)17時24分 マイナビニュース
カンテレ・フジテレビ系ドラマ『パラレル夫婦 死んだ“僕と妻”の真実』(4月1日スタート、毎週火曜23:00〜)の制作発表が25日、都内で行われ、伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)、伊原六花、松倉海斗(Travis Japan)、野村康太、齊藤なぎさ、きょん(コットン)、八嶋智人が出席した。
○特殊なシチュエーションに「むちゃくちゃ緊張」
伊野尾と伊原がW主演を務める同ドラマは、事故で死別したはずの夫婦が「1日3分、部屋の中だけ再会できる」という成約だらけの奇跡に振り回されながらも、「お互いの死の真相」と「不倫の真相」を追う、夫婦再生のラブ&ミステリー。
夫・並川幹太は伊野尾が演じ、既婚者役に初めて挑む。伊野尾と初共演の伊原が演じるのは、妻・なつめ役。また、幹太となつめが働くCM制作会社で幹太となつめの同期・田村大和役を松倉海斗、なつめが唯一本音を話せるゲームバーの店長・丸山耕介役を野村康太、CM制作会社の後輩でなつめに憧れる辻莉子役を齊藤なぎさ、幹太となつめが暮らすマンションの大家・服部大洋役をコットンのきょん、幹太となつめの良き先輩で部長の守谷誠を八嶋智人が演じる。
特殊なシチュエーションが展開されるだけに、伊野尾は「撮影はなかなか大変ですね。ある一点から分岐して互いに亡くなっているので、同じところで亡くなっている場面を撮ることも多いんです。霊安室のシーンではまず僕が亡くなったシーンで横になって伊原さんが横に来るんですけど、伊原さんのお芝居がものすごく素敵で。同じシチュエーションの逆バージョンを撮る時はむちゃくちゃ緊張しました」と伊原と比較されることにプレッシャーを感じている様子。
一方の伊原は「オーディションっぽかったですね」と伊野尾の感想に同意しながら、「全員頭の中でミックスってどうなっていくのか分からないまま撮影していたので、正直1話は答え合わせって感じでした」と探り探りの撮影だったとか。
会社のシーンも別々に撮影したといい、伊野尾が「僕の撮影の時よりもなつめの方が偉く盛り上がっているんです。なんかすごいみんなが笑っていて、僕の時はみんな静かなんですよ」と明かすと、八嶋が「おふたりそれぞれの役がいなくなった時の落ち込み方とか、それをどう克服していくのかは、ちょっとずつ違うんですよ。伊野尾くんのまとっている空気がどんよりしてるから、もう良いよみたいな、そっとしてやろうみたいな。六花ちゃんの場合は何となく頑張っていこうっていうのがあるから応援しようっていう感じになるだけで、同じぐらい好きですよ」と説明。すると伊野尾が「同じように盛り上がっていると言ってほしかったです」と寂しげな表情を見せたが、後輩の松倉から「どっちも大好きです! どっちも盛り上がってますよ!」とフォローされて気を取り直した。
○絶対言っちゃいけないことを言う人には「静かに離れていきます」
夫婦の物語を描いた同ドラマ。それにちなみ、「結婚生活で譲れないものは?」という質問に、伊野尾は「今年で35歳になるんですが、僕の周りはみんな結婚している仲間が多いんです。ただ、譲れないものがある人たちは結局衝突して離婚している人がめちゃくちゃ多くて(笑)」と苦笑いを浮かべながら、「譲れないものでも譲ることが大事なんじゃないかなと思います。譲れるような相手と出会えればいいですね」と離婚した周囲から得た教訓も。
同じ質問に伊原は「“絶対言っちゃいけないことを言わない人”。家族でも友達でも絶対にこれだけは言っちゃいけないことを言わない人がいいです。言う人に対しては、私は静かに離れていきます。距離を取って…」と真剣に答えていた。