『おむすび』<孤児の詩を家族にしたい>歩の決意に覚悟を問う結。最終回目前、驚きの展開に視聴者「詩と真紀を重ねるのは…」「働かすより高校行かせて」「大丈夫だと信じたい」
2025年3月26日(水)11時30分 婦人公論.jp
(『おむすび』/(c)NHK)
現在放送中の橋本環奈さん主演・連続テレビ小説『おむすび』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)。最終週「おむすび、みんなを結ぶ」の第123回が3月26日に放送され、話題になっています。
*以下3月26日放送回のネタバレを含みます。
<あらすじ>
大腸がんで入院している患者・丸尾(細川岳さん)を担当することになった結。
しかし、丸尾は食欲不振になっており、結は対応に苦慮する。
一方、歩が営業先からブランドの事務所に戻ると、田原詩(大島美優さん)がマネキンのコーディネートをしていた。
そのセンスの良さに感心した歩は、他のコーディネートも詩に任せてみることに。
一緒に働き、家では食事をともにする歩と詩。2人の距離が縮まっていく。
ある日歩は結を呼び出し、詩を引き取ろうと思っていることを打ち明ける。詩の「未成年後見人」になるというのだ。歩のブランドでこれからも働いてもらい、詩が18歳になったら好きにさせようと考えているという。
結は、歩が親友・真紀と詩を重ねて見ているのではないかと心配し、「これは今までの人助けと違う」「あの子は真紀ちゃんじゃない」と問いかける。
歩は「そんなこと分かっている」と真剣なまなざしで返答して——。
視聴者の声
最終週に突入したところで、歩が詩を引き取ることを決意するという衝撃の展開に視聴者も驚きを隠せないよう。
SNSやコメントにはさまざまな声が寄せられました。
たとえば視聴者からは、「歩はその場のノリじゃなく調べて結に話してそうだから大丈夫だと信じたい」「結に問われたようなことは、きっと歩自身で既に自問自答した上での『詩を引き取る』結論なんだろうな」と歩を応援するような意見も。
さらには「真紀ちゃんに似てるっていうのは重要なポイントかもしれんけどたぶん正しい答えってないと思う もちろん結は正論だと思うけど 詩ちゃんの幸せが第一だよ」「15歳なんだったら、働かすより高校行かせてやれよって思ってしまった」と詩の立場を考える声や、「詩と真紀ちゃんを重ねてしまう歩がずっと危うい。結の問いかけは至極もっとも」と、結に理解を示す視聴者も。
一方で、親友・真紀を失った歩の喪失感がドラマを通してずっと描かれてきたこともあり、「もう完全に歩が主人公に成り代わってますね」「主演は仲里依紗さん」との声もありました。
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朝ドラ通算111作目となる『おむすび』は、橋本環奈さん演じる平成元年生まれのヒロイン・米田結が、栄養士として、人の心と未来を結んでいく「平成青春グラフィティ」。
結の姉で福岡で《伝説のギャル》として知られる米田歩役に仲里依紗さん、結の母・愛子を麻生久美子さん、結の父・聖人役を北村有起哉さん、結の祖父・永吉役を松平健さんが演じます。
リリー・フランキーさんが語りを、脚本は根本ノンジさんが担当。主題歌『イルミネーション』はB’zが手掛けています。
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