木村佳乃、十数年続いた「趣味はホラー映画鑑賞」卒業 短歌を始めるも披露拒否
2025年4月4日(金)4時0分 マイナビニュース
日本テレビ系ドラマ『なんで私が神説教』(12日スタート、毎週土曜21:00〜)の制作発表会見がこのほど行われ、木村佳乃が新たな趣味に移行したことを明かした。
○本読みで山崎努のセリフを奪う
無職生活を脱却するためになんとなく高校教師になった主人公・麗美静(広瀬アリス)が、問題児ぞろいの生徒たちの事情に巻き込まれ、したくもない“説教”をしなければならない状況に追い込まれ、悪戦苦闘するさまを描く同ドラマ。この会見では、「言いたいことが言えない世の中を生きる大人たちに贈る」というドラマのテーマにちなみ、登壇したキャストが抱える“言いたくても言えないこと”を発表するコーナーが展開された。
伊藤淳史は、ドラマの本読み(台本の読み合わせ)が「とても恥ずかしい」と告白。スタッフや関係者に囲まれて座ったまま、大はしゃぎの芝居をするのが苦手だという。
すると木村が「27年前の『世紀末の詩』の本読みの時、すごく緊張して(共演の)山崎努さんのセリフを読んでしまって、場の空気を壊したことがございました」と大失敗エピソードを披露。「山崎努さんに、隣で“それ、俺の”って言われました」と冷静なツッコミを受けたそうで、広瀬は「面白すぎる!」とツボにはまっていた。
○一句披露の流れで「というわけで、終わりです」
そんな木村は最近、短歌を始めたのだそう。「常日頃、趣味を持ちたいなと思っていたんです。取材などを受ける時に“趣味は何ですか?”と聞いてくださると、ずっと“ホラー映画鑑賞”と言ってたんですけど、もう十何年言ってたので、皆さんもそろそろ“ホラー映画以外で”とおっしゃるようなられまして」と問題意識を抱えてきた中で、「年齢を重ねても細々と続けられて、日本語を勉強できる」と短歌を趣味にすることを決めたのだという。
しかし、専門書で勉強してもすぐスランプに陥ってしまい、現状では1か月に一句という超ローペースで詠んでいる木村。そこで、この会見の場で宣言することで自身にプレッシャーをかけたいといい、「もしセットの横で私が指を折り始めたら、短歌を作ってるんだと思っていただいて」と先回りして説明した。
ここで一句披露するかと思いきや、木村は「というわけで、終わりです」とシャットダウン。キャスト陣からドラマにちなんだ即席の一句を求められても頑なに拒否するため、小手伸也が「クランクアップで一句もらいましょう」とリクエストし、司会の辻岡義堂アナが「セリフの中に入れられるんじゃないですか?」と提案すると、木村は「(脚本の)オークラさんに書いていただいて(笑)」と、やはり自作を披露することは躊躇していた。