「金曜ロードショー」GWに「猫の恩返し」ノーカット放送決定

2024年4月12日(金)6時0分 モデルプレス

「猫の恩返し」より(C)2002 Aoi Hiiragi/Reiko Yoshida/Studio Ghibli,NDHMT

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【モデルプレス=2024/04/12】5月3日の日本テレビ系「金曜ロードショー」(毎週金曜よる9時〜)では「猫の恩返し」(2002年)がノーカットで放送される。
◆「猫の恩返し」ノーカット放送決定
本作は、「耳をすませば」の原作者でもある柊あおい氏のコミック「バロン〜猫の男爵」(徳間書店・刊)が原作のアニメーション作品。「耳をすませば」の主人公・月島雫が描いた物語という発想の作品で、猫男爵の人形・バロンや、怪しいブタネコ・ムーンのような猫が登場する。
原作の「バロン〜猫の男爵」は、宮崎駿監督からの依頼で柊氏がストーリーを考え、書き下ろし漫画にしたもの。「耳をすませば」に登場したバロンとムタ(ムーン)、地球屋を使ってアニメの原作を描いてほしいという依頼であったと語る。
柊氏は物語を考え始めたとき、バロンとムタが活躍する以上、自分が普段書いている少女漫画ではなく、ファンタジーとして展開させていくことに。ファンタジーを書くとなると、見る人が物語にスッと入り込めるように、感情移入して、一緒に物語の世界に入っていける人物が必要と感じたそう。
そこで考え出されたのが、どこにでもいる普通の17歳の女子高生ハルというキャラクター。また、猫男爵バロンを登場させるということで「耳をすませば」の月島雫が成長して書いた物語ということになった。原作コミックを出版する際には“文/月島雫・絵/柊あおい”としたくなったと語っている。
◆「ジブリ作品の様々な生きもの」特集放送決定
番組後半では「ジブリ作品の様々な生きもの」特集を放送。今作で活躍するバロンやムタをはじめ、「魔女の宅急便」のジジや、「となりのトトロ」ネコバスなど、ジブリ作品には不思議なちからを持つ猫が登場する。
さらに、「もののけ姫」のヤックルやヤマイヌ、「ハウルの動く城」のヒンなど、ジブリ作品には猫以外にも、様々な生きものたちが登場。その魅力を特集する。
◆「猫の恩返し」ストーリー
高校生のハルは普通の女の子。車に轢かれそうになった猫を助けたが、その猫が猫の国の王子様だったため“恩返し”に猫の国に招待されることに。「このまま猫になってもいいかも」。ハルは徐々に猫の姿になっていき、一見天国に思えた猫の国の恐ろしさに気づいていく…。その時、ハルを救うべく、猫の男爵・バロンが颯爽と現れる。「だめだハル。自分を見失うんじゃない」。はたしてハルの運命は?(modelpress編集部)
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