鈴木保奈美 「東京ラブストーリー」撮影裏話 “登場人物”たちに「外で会うわけさ、あの人たち」

2025年4月12日(土)18時11分 スポーツニッポン

 女優の鈴木保奈美(58)が、12日放送のTBSラジオ「要潤のMagic Hour」(土曜後5・00)にゲスト出演し、大ヒットドラマ「東京ラブストーリー」の撮影裏話を明かした。

 漫画家・柴門ふみさんの原作漫画を実写化ドラマ化。91年に放送され、フジテレビ月9ドラマの代表的な作品として語り継がれている。最終回の視聴率は32.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区平均)と大ヒットした。鈴木は海外在住歴のある自由奔放な女性・赤名リカを、織田裕二は主人公で、田舎出身の純粋な青年・永尾完治を、それぞれ演じた。2人と幼なじみ、会社の上司らも絡む恋の行方に、視聴者たちは翻弄された。

 当時のブームについて聞かれると、鈴木は「何話かして周りの方に言われて。撮影スタッフもそうですし、テレビ誌の取材とかを受ける時に、記者さんが結構教えて下さったので」とあっさり。「でも今ほどSNSとかないから、そこまで本人たちは…」と、あまり実感していなかったことを明かした。

 社会現象にもなり、「月曜の夜は街からOLが消える」とも言われた。当時の恋愛スタイルに憧れを持った若者も多かった。鈴木は「今、言われたりしますね。現場で会うスタッフさんに。“あのころ、同じような髪形をしました”って言って下さって」と、時間差で知った影響を明かした。

 撮影の苦労話も披露した。「働き方改革以前だったので、明け方まで撮影とかしょっちゅうありました」。大変だったのは、共演者同士の掛け合いの場面だったという。「冬の1月スタートだったので、冬の番組なんですけど、ほぼほぼロケで」。寒い中でも、外ロケが多かったという。「絶対に、会社が終わった後に外で会うわけさ、あの人たち」。登場人物たちを俯瞰したコメントに、パーソナリティーの俳優・要潤は「あの人たち…はははは」と笑っていた。

 鈴木は「何で?公園とかで待ち合わせするから。あと、寒いからどっかお店に入りません?と思うんですけど。何か、外で会って深刻な話をするんですよね」とぶっちゃけ、「毎日、寒かったです」と懐かしんだ。

 それでも、出演者やスタッフたちは若手ぞろいだったといい、「みんな同世代で若くてスタッフの皆さんも若くて楽しかった。大学生のサークル活動みたいな漢字で、体力的には大変でしたけど、ワイワイワイワイやっているうちに、終わった〜って感じでした」と振り返っていた。

スポーツニッポン

「鈴木保奈美」をもっと詳しく

「鈴木保奈美」のニュース

「鈴木保奈美」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ