こんな絶叫初めて聞いた!藤井聡太竜王・名人「ええ~!?」大リアクションに視聴者ビックリ「大きな声だった」「叫ぶ八冠」/将棋・ABEMA地域対抗戦

2024年4月15日(月)12時0分 ABEMA TIMES

 日本中が驚く八冠制覇を成し遂げても落ち着き払っていた天才棋士が、聞いたこともないような絶叫だ。日本全国を8つのブロックに分けた団体戦で行われる「ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治」本戦トーナメント決勝、関東B 対 中部が4月13日に放送された。今大会、予選・本戦通して15勝1敗という圧倒的な成績でチームを優勝に導いた藤井聡太竜王・名人(王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)だが、第1局ではチームメイトによる予想外の指し手に「ええ〜!?」とびっくり。絶叫レベルの声に視聴者まで「大きな声だった」「叫ぶ八冠」と驚く事態になった。

【映像】「ええ〜!?」藤井聡太竜王・名人、大声で叫んだ瞬間

 14歳でプロデビューした藤井竜王・名人も、早21歳。10代の頃には対局中、悔しさのあまりに強く膝を叩いたこともあったが1つ、また1つと年齢とタイトルを取っていくにつれて所作、言動も大人びた。インタビューやイベントなどでのコメントも、かつてはひとこと発するにも数秒もしくは10数秒かかっていたが、今ではすらすらと答えることも多くなった。声量も周囲を囲む報道陣が一生懸命に聞き取ろうとしていたところから、かなり大きくなってきた。

 プロとなって7年半が経過し、成長とともに自分らしさも見せられるようになった藤井竜王・名人だが、今回の叫びはまだまだ周囲が聞いたこともないようなものだった。第1局は関東Bが伊藤匠七段(21)、中部が服部慎一郎六段(24)と、今後の将棋界を引っ張っていく注目の若手対決。両者同時に順位戦B級2組への昇級を決めたという勢いもあってか、序盤から激しい戦いとなった。

 相居飛車の将棋は、後手の伊藤七段が積極的な指し手をしてきたところ、服部六段がどう反発するかという立ち上がり。序盤、服部六段が▲4五歩とした場面で、藤井竜王・名人は「え、え、え、え…。なんか、ちょっとどうなんですかね」と、有り余る勢いを感じさせる一手にそわそわし始めた。さらに対局は進んで激戦の終盤、伊藤七段が鋭く攻め込んできたところ、服部六段がぐっと堪えて▲6九桂と受けた時、藤井竜王・名人の口から「ええ〜!?受けすぎでしょ。そうでもないですか?」と裏返るような大声が響いた。

 大事な初戦の観戦とあってついつい気持ちが入ったのか、それとも激戦ゆえのことなのか、多くの藤井ファンも初耳レベルの叫びに、ABEMAのコメント欄は即座に「藤井さんがっくし」「八冠不満w」「そうたん笑笑」といった言葉で埋め尽くされていた。

◆ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治 全国を8ブロックに分けた「地域チーム」によって競う団体戦。試合には監督とチームから選ばれた出場登録棋士の4人の計5人が参加可能。試合は5本先取の九番勝負で行われ、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールール。試合は1試合以上出場する「先発棋士」と、チームが3敗してから途中交代できる「控え棋士」に分かれ、勝った棋士は次局にも出場する。先発棋士は1人目から順に3人目まで出場し、また1人目に戻る。途中交代し試合を離れた棋士の再出場は不可。大会は2つの予選リーグに4チームずつ分かれ、変則トーナメントで2勝すると本戦進出。ベスト4となる本戦は通常のトーナメント戦。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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