今年注目のおもちゃは?「おもちゃ屋が選んだ今年売れるおもちゃ2025」結果発表 - おもちゃビジネスフェア2025開催
2025年4月16日(水)15時34分 マイナビニュース
おもちゃビジネスフェア実行委員会は、4月16・17日の2日間、玩具の商談見本市「夏〜クリスマス おもちゃビジネスフェア2025」を東京・台東区の東京都立産業貿易センター台東館で開催する。
同イベントでは、国内主要メーカー52社の今年の新製品を含む4,700点以上が展示され、おもちゃを扱う小売業者、卸売業者と商談を行う。また開催初日には、流通関係者を対象とした人気投票「おもちゃ屋が選んだ今年売れるおもちゃ2025」8部門の結果が発表された。当記事では、各部門の1位を紹介する。
○「おもちゃ屋が選んだ今年売れるおもちゃ2025」8部門
「おもちゃ屋が選んだ今年売れるおもちゃ2025」は、日本の玩具メーカー52社が自薦する新製品や最重点商品183点を「知育・教育部門」「キャラクター部門」「ドール・ままごと・アーツ&クラフト部門」「のりもの・どうぶつ部門」「ゲーム&パズル部門」「バラエティ&シーズナル部門」「インバウンド部門」「キダルト部門」の8部門に分け、おもちゃを販売している全国の小売業者と卸売業者が「今年の玩具商戦で売れると思うおもちゃ、売りたいおもちゃ」に投票したものだ。
この結果は、おもちゃを扱う小売業者、卸売業者、メーカーにとって今年の玩具商戦での品揃えや発注数を決める際に参考になるだけでなく、消費者がおもちゃを購入する際にも役立つものだという。
○知育・教育部門
知育・教育部門の1位は、2025年7月発売予定「きょうはなに撮る? アンパンマンキッズカメラ」(予価8,778円・アガツマ)。
「きょうはなに撮る? アンパンマンキッズカメラ」は、子どもでも持ち運びやすいコンパクトなサイズのキッズカメラ。アンパンマンのデザインフレーム28種や「次はなに撮る?」「さあ 撮るよ〜!」といった13種のおしゃべり機能を搭載。写真と動画が撮影でき、ズームやフラッシュライト、タイマー撮影、インカメラ・アウトカメラなと本格的な仕様だ。
なお撮影したデータは付属のケーブルでパソコンに転送できるため、プリントアウトして楽しむこともできる。
○キャラクター部門
キャラクター部門の1位は、「ベイブレードエックス CX-04 バトルエントリーセットC」(6,501円・タカラトミー)。
特別カラーのベイブレード2個、ワインダーランチャー2個、スタジアムがセットになってすぐにバトルが始められるエントリーセット。
○ドール・ままごと・アーツ&クラフト部門
ドール・ままごと・アーツ&クラフト部門の1位は、2025年4月19日発売予定「KATE LICCA -Make My Color-(ケイトリカ メイク マイ カラー)」(5,940円・タカラトミー)。メイクブランド「KATE」とコラボレーションしたリカちゃんで、ジュエルモチーフの人形用コスメでリカちゃんにメイクをして楽しめる。
メイクアイテムはKATEのブランドカラーである黒を基調にしたクールなデザインとサイズ感にこだわっており、メイクパクトのカラーの組み合わせで、キュートやクールなど様々なメイクが楽しめる。メイクは水で濡らしたティッシュで落とせるため、繰り返し遊ぶことが可能だという。
○のりもの・どうぶつ部門
のりもの・どうぶつ部門の1位は、2025年7月発売「グランドモールトミカビル(トミカ55周年記念特別仕様)」(予価9,350円・タカラトミー)。
「トミカワールド」シリーズ最長のロングセラー商品「トミカビル」の最新作で、巨大ショッピングモールを舞台にトミカの大量駐車が楽しめる。新設計のエレベーターにより、立体駐車場に向かってトミカが螺旋を描いて登ったり、2つのコースや駐車場が特徴だ。
○ゲーム&パズル部門
ゲーム&パズル部門の1位は、2025年4月中旬発売予定「ブタミントン」(4,378円・メガハウス)。ブタを押して鼻から空気を出すことで、羽を飛ばし合うバトミントン型対戦スポーツだ。2人対戦や4人対戦が楽しめる。
昭和〜平成の名作玩具が令和時代に復活、室内で白熱するファミリーゲームだろう。
○バラエティ&シーズナル部門
バラエティ&シーズナル部門の1位は、「PRINT CAMERA プリカ」(各8,800円・セガ フェイブ)。韓国で人気のモノクロレシート写真機をハンディで楽しめる、感熱紙に印刷できるレシートプリンターとトイカメラを掛け合わせたアイテム。ちょっと粗くてレトロな雰囲気の写真が楽しめる。
「PRINT CAMERA プリカ サンリオキャラクターズ」と「PRINT CAMERA プリカ ディズニー&ピクサーキャラクターズ」の2種類を展開。各商品にはキャラクターフレームを60種収録している。
また、自撮りができるレンズ部分の回転やリングライトの機能も搭載。レシート写真に書き込んだり、4コマ漫画のように4カットを連続して印刷したりと、アナログ感たっぷりのプリントカメラだ。
○インバウンド部門
インバウンド部門の1位は、「ドリームトミカ トミカ×ドラゴンボール(各種)」(各1,320円・タカラトミー)。
トミカとドラゴンボールの初コラボ商品で、鳥山明氏が描いた乗り物をトミカで再現したアイテム。
2025年5月発売予定の「孫悟空の筋斗雲」「ブルマのカプセル No.9 バイク」に加え、未発表商品も公開された。トミカらしく、底面にタイヤがついて実際に走らせたり、バイクのハンドルと前輪が動くといったギミックも楽しい。
今回発表された商品は「フリーザの小型ポッド」「レッドリボン軍の小型戦闘機」「牛魔王の車」「亀仙人のワゴン車」と、ドラゴンボールファンなら思い出深い乗り物がラインナップされる。
○キダルト部門
キダルト部門の1位は「Tamagotchi Connection」(各3,960円・バンダイ)。
2000年代に大流行した「ケーたま」こと「祝ケータイかいツー! たまごっちプラス」のリバイバル版がランクイン。たまごっちの育成遊びやミニゲームだけでなく、Tamagotchi Connectionで友だちと赤外線通信することで、たまごっち同士が友達になったり、次世代の子どもを育成する遊びもできる。