ワンオクTaka「ロックとは何か?」長年バンド活動を続けるなか辿り着いた答えとは?

2025年4月17日(木)20時0分 TOKYO FM+

木村拓哉が親交のあるゲストを迎え、人生をしなやかに生きていく様や、ゲストの秘めた魅力や強さに迫るTOKYO FMのラジオ番組「木村拓哉 Flow」(毎週日曜 11:30〜11:55)。
3月は4週にわたり、ロックバンド「ONE OK ROCKワンオクロック)」のボーカルTakaさんをゲストに迎えてお届けしました。この記事では、Takaさんが“ロックの概念”について語ったパートを紹介します。

Takaさんは、長年バンド活動を続けるなかで「ロックとは何か?」という問いに向き合ってきたと言います。
「僕は、たぶんずっと“ロックじゃない所”育ちなので、逆に言うと、このバンドでずっとロックを探していたんですよね。いざ、海外に出て10年とかで、いろいろなロックバンドとも仲良くなって、もう大体自分が憧れて聴いてきた人たちとはコミュニケーションを取れるような距離感になってきたときに、『ロックって想像していたのと違うかも』と思いました。実際、今も思っています」と明かします。
木村が「今も?」と質問すると、Takaさんは「はい」とキッパリ。
続けて「いわゆる“ロック”って、攻撃的なもの……“怒り”などが原動力なんだと思っていました。でも、ファンが増えて、人からどんどん愛されて、その愛の量が増えていって、それを自分で感じてしまったときに、そこに怒りとか1mmもなくなっちゃって、むしろ感謝になって。そうすると『あれ? 俺らってこのまま幸せとか感謝とかを歌い続けるバンドになってくのかな?』『“怒り”って何だったっけ?』って」と告白。
「それでも続けることを選んで、海外に出ていって、いろんなアーティストと話をしたときに、『ロックンローラーって繊細なの?』『すごくかわいらしいんだ』とか、今もそっちのほうにびっくりしていますね。逆に、『強い人っていないんだ』『実は、人の痛みにすごく寄り添っている人たちなんだな』と感じたり、そういう話を人から聞かせていただいて、自分なりに感じることがあった瞬間に、『あっ! この人はロックだ』みたいに気付くことはあります」と語ります。
さらに「なので今日、僕が木村くんにお会いさせていただいて、こうやってお話しているときに、(番組前半で木村くんのことを)『ロックなんですね』って言ったんですけど、それってたぶん僕のなかでは、超繊細で、みんなが思っている、いわゆる“木村拓哉”っていうイメージとはまたちょっと違った部分を僕はいま感じられて、それがロックなんだなって思っているんですよね」と続けます。
この話に木村は「ちょっと言い過ぎかもしれないけど、“ラブ”を天秤にかけたときに、釣り合う可能性としてあるのは、“ロック”かもしれないですね」とコメントすると、Takaは「めっちゃそうだと思います。すごい……今の歌詞になるかもしれないですね!」と絶賛していました。
番組では他にも、Takaさんが「今後の目標」について語る場面もありました。
<番組概要>
番組名:木村拓哉 Flow
放送日時:毎週日曜11:30〜11:55
パーソナリティ:木村拓哉
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/flow/

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