「しつこい」「オチが弱過ぎる」宮迫博之、ネタにされた粗品「1人賛否」に反撃　それでも「10か月いじってくれてありがとう」

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元「雨上がり決死隊」でタレントの宮迫博之さんが2025年4月16日、公式YouTubeチャンネルに公開した動画で、長らく自身をネタにする霜降り明星の粗品さんに「反撃」した。

1年前から続く2人の因縁

宮迫さんと粗品さんをめぐっては、2024年4月12日放送の「酒のツマミになる話」（フジテレビ系）で粗品さんが宮迫さんを呼び捨てにし、「先輩じゃないっすよあいつ。もう（吉本興業を）辞めてんから」「先輩ちゃうやろ。あんなもん」などと言い放ったことを発端に、舌戦を展開。一度は宮迫さんが6月3日に公開した動画で「降参宣言」をしたことにより幕引きかと見られたが、宮迫さんは引き続き、YouTubeの動画で粗品さんの話題を出した。

これに粗品さんは「俺で金稼ぐんやったら俺も言わせてもらいます」と反応。以降、SNSで最近話題になったニュースについて賛成と否定両方の立場から意見を述べる、粗品さんのYouTubeの恒例企画「1人賛否」では宮迫さんのネタを頻繁に取り上げ、最近は「今週の宮迫」として毎週その言動や動向を紹介していた。

「【宮迫】最近の粗品斬った【1人賛否】」と題した動画で宮迫さんは「エへユウゲゼイメ〜シ」と、粗品さんによる「1人賛否」のあいさつをまねた。続けて「昨今色々SNSとか、色んなニュースがありますけど、それを色々しゃべっていきたいと思うんですけども。ただ偏った意見を言いたくないんで。『宮迫はこう言ってた』とか、『宮迫はこっち派の意見なのか』とか言うのが嫌なんで、色んな意見を一人でしゃべってみたいと思います」と、冒頭の口上も「完コピ」していた。

取り上げたニュースは「『宮迫ドジャース戦の始球式に登場』を粗品がイジる」というもの。粗品さんは14日に公開した動画で行った「1人賛否」で、宮迫さんが親交のあるファッション通販サイト「ロコンド」の田中裕輔社長の厚意により、ロサンゼルス・ドジャース戦の始球式で投球する権利を得たことをネタにしていた。粗品さんは「楽しみですね」「投げて欲しい」と肯定したあと、「ただぁ！ そんなことしたら正岡子規が悲しむよ」と説いていた。

「長いわ。しつこいわ」と批判するも...

宮迫さんは「いじり過ぎちゃう？粗品！？」と疑問を呈し、「もう、長いよ。こっちが白旗上げてから10か月。『今週の宮迫』とかやってるみたいやけども、長いわ。しつこいわ。いじりすぎやと思う」とまくしたてた。また、いじるのは良いにしても、今回の自身へのいじりがネットニュースになっていないとして「ニュースなかったらもう何の意味もない。ただの悪口です、それ」と非難。さらに「あと、オチ。『ただぁ！』の後のオチ。正岡子規って何？ 弱い！ オチが弱過ぎる」「ほんこんさんも『いじるんやったら絶対ウケ取って欲しい、笑って欲しい』言うてた。正岡子規、弱かったわ」とダメ出しした。

加えて、霜降り明星が出演した初のテレビCMがロコンドのものだったとした上で、「田中（裕輔）社長を若干いじってることになるんじゃない？」「そこは本当に大人としてアカンと思うから、そこはよく考えてください」とたしなめた。

しかし次の瞬間「ただぁ！」と叫び、「ほんまありがとう」と感謝を伝える宮迫さん。「10か月ずっといじってくれてるって、すごいことやと思うねん。あと2か月でほぼ1年やから」「10か月も『今週の宮迫』とかいうふうにいじってくれて、それがニュースになって、本来ならば忘れ去られてしまう6年間ずっとテレビに出てない僕のことを、そのおかげで覚えてくれてる人たちもたくさんいるんです」とし、「そういう意味では本当に感謝しております」と改めて謝意を伝えた。そして「あなたはすごくカリスマ性もあるし、才能があると思います。それは本当に認めております」と粗品さんをたたえ、始球式に登板しようか迷っていたものの、粗品さんの動画をきっかけに挑戦する決意を固めたとして「背中を押してくれて本当にありがとう」とも伝えていた。