日本歌手協会理事長の合田道人の昭和歌謡本 2度目の重版 世相と流行歌で昭和を振り返る
2025年4月19日(土)22時41分 スポーツニッポン
日本歌手協会理事長で歌手の合田道人(63)が今年1月に発売した著書「歌は世につれ♪ 流行歌で振り返る昭和100年」が話題を呼んでいる。
今年昭和100年、戦後80年の節目を迎えるにあたり出版。合田のでデビュー年である1979年(昭54)を起点とし見開きで、その年の世相とヒット曲が流行した相関関係を解説する。昭和元年から昨年までの99年を流行曲と振り返る。「この年はこうした出来事があったから、こういう曲がヒットしたというのを書いてみたかった」と執筆の背景を明かした。ページの合間には、八代亜紀さんら昭和の歌謡スターと合田の交友関係にフォーカスした企画も掲載されている。
本書はすでに重版を2回重ねるなど、好評を博している。合田は「曲が世に出た年ではなく、ちまたに流行した年を重視して書いた。今はすぐにヒットランキングに入ってくるが、最近まではそうではなかった。理由があって、昔は3年前、5年前の曲がある時からヒットするようになった。懐メロではなく生きている曲として100年がある」と本の見どころを解説した。