嵐が結成2年で冠番組を持てたワケ 名コメディアンが関係 二宮和也「興奮してお帰りになられたと」

2024年4月20日(土)22時52分 スポーツニッポン

 「嵐」二宮和也(40)が、20日放送のTOKYO FM「川島明 そもそもの話」(土曜後5・00)にゲスト出演し、グループの初冠番組について語った。

 二宮が旧ジャニーズ事務所(現SMILE−UP.)に入所したのは96年。13歳の時だった。そこから嵐としてのデビューまで、わずか3年。スピード出世の理由を、「時代の話なんだけど、何もできない少年たちがデビューするというのが結構、定番だったんですよ。その時は」と分析した。

 パーソナリティーの「麒麟」川島明は、「今の子たちと違って、明らかにデビューしてからどんどん経験を積んでいかなければいけなかった」と、当時の嵐の境遇を推測した。男性アイドルグループのバラエティー先駆者としては、嵐の大先輩「SMAP」もいた。川島は「SMAPさんとか先輩がおるから、バラエティーにもその枠ができちゃってるから、嵐がそこに行かないといけない」と指摘した。

 すると、二宮は「でも行っても、“君は?”、“君は?”って(意気込みを)聞かれても、5回(5人)連続で“頑張りま〜す!”みたいな。それで怒られるみたいな。そんなことも分かってないみたいな」と、素人丸出しだった当時を振り返った。

 しかし、嵐はそこから2年で冠レギュラー番組をつかむことになる。日本テレビで01年10月にスタートした深夜番組「真夜中の嵐」だった。そこには、ある名コメディアンが大きく関係しているという。

 「コンサートをやっている時に、いかりや長介さんが見に来てくれたの。いかりやさんがすごく感動して、興奮してお帰りになられたと。後日、事務所にも“あいつらすごいよ”と。何がすごいって、しゃべりが良かったみたい。MCが。“良かった。あれは最高だよ。あんな仲いいの。いやあ、すごく良かった”みたいなことをおっしゃっていただいて」

 「ザ・ドリフターズ」のリーダーとして、お茶の間に数々の笑いを提供したいかりやさんの絶賛ぶりに、事務所は大感激したという。「事務所もいたくそれに感動して、“あんたたちは頑張ったから、好きなものを書きなさい”と。“何でも買ってあげるから”って」。メンバーへのご褒美を約束してくれたことを明かした。

 最初は買ってもらうもののだいたいの額を決めてお願いしようとしていたが、「話していたら、“(欲しいものが)ないな”ってなって」という。そこで、5人は「“番組”みたいな感じで、冗談っぽく書いてみるか?って」と、レギュラー番組をおねだりすることにしたという。

 「こっちはそう思っているけど、冗談だし、“ボーナスなんていりません。頑張ります、これからも…”という形で、みんなそろって、“レギュラー番組”と書いて出したの。そしたら、これが来たの」

 しかも、これまで深夜帯放送だった「ザ!鉄腕!DASH!!」が、ゴールデンに昇格した後のタイミング。二宮は「『DASH』が空いたから、あ、入れますって。空いたって」と、運命のいたずらを振り返っていた。

スポーツニッポン

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