中村紀洋氏 米マイナーは「良い食事がフライドチキン」と回想 石橋貴明「スッと巨人に行っておけば...」

2024年4月21日(日)15時15分 スポーツニッポン

 近鉄などでプレーし、NPB通算404本塁打を放った中村紀洋氏(50)が、21日放送のTBSラジオ「SPORTS BULL presents 石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)にゲスト出演。米国でのマイナー生活を振り返った。

 この日は石橋貴明とともにパ・リーグの今季について談議。番組終盤はメジャーリーグが話題となった。

 そこで石橋が04年オフにポスティングシステムを使ってドジャースとマイナー契約を結び米移籍した中村氏に「ノリちゃんもドジャース行った時、アメリカのコーチは“もっとこうやって打った方がいいんじゃないか?”って言ってきたの?」と当時の思い出を尋ねた。

 中村氏は「言ってくるんですけど、ラソーダによく言われました。“バッティングホーム変えた方がいいんじゃないか”って」とド軍で監督を務め、当時球団幹部だったトミー・ラソーダ氏との思い出を回想。「“ちょっと待ってください。ラソーダ、投手でしょ?”って。“あなた野手違うじゃん”って当時のコーチが言ってました」と懐かしんだ。

 さらに、162試合という試合数の多さに加え全米各地を移動することから、石橋が「大変でしょ?」と質問。

 ただ、中村氏は「チャーター機は楽ですよ。ちょっと味わいましたけど」とメジャーにいればチャーター機で移動のため、大丈夫とし、マイナーに降格すると大変とした。

 移動だけでなく「食べるものがない…。一番の良い食事がフライドチキンです。最悪な日はポテトチップス」と食事も粗末になるとし、移動も「2Aなるとバスなんですけど、3A止まりだったので日本と一緒で一般の人と飛行機乗るんですけど集合が早いんです。朝3時に空港集合で5時ぐらいの飛行機乗るんですよ。行って時差もあるんで、すぐ試合なんですとフラフラ…。それがマイナー」と過酷だったとした。

 その上で「でも、その経験があって、その後の長い野球生活が過ごせました。あの経験がなければ早い時期に終わってたかもしれないです」と米国でのマイナー生活が帰国後の長い野球人生に役立ったとした。

 石橋は6球団を渡り歩いた中村氏を「最初にそのまま、スッと巨人に行っておけば」とイジり笑っていた。

スポーツニッポン

「石橋貴明」をもっと詳しく

「石橋貴明」のニュース

「石橋貴明」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ