観月ありさ、十二単の重量に苦労「前にしか動けない(笑)」 竹中直人からの「小学生みたいないたずら」に感謝も

2024年4月22日(月)17時12分 オリコン

十二単の重量に苦労したことを明かした観月ありさ(C)ORICON NewS inc.

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 映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』(7月26日公開)の製作報告会が22日、都内で行われ、俳優の浜辺美波、赤楚衛二、GACKT、観月ありさ竹中直人野村萬斎、武内英樹監督が出席した。

 本作は、最新のAI技術によって蘇った徳川家康が、総理大臣となり日本を再建していくビジネス小説(著:眞邊明人/サンマーク出版)の映画化。コロナ禍真っ只中の2020年、首相官邸でクラスターが発生し、あろうことか総理が急死した日本を舞台とし、政府は「歴史上の偉人たちをAIで復活させ、最強内閣を作る」という前代未聞の計画を実施するストーリー。

 テレビ局政治部の新人記者として、最強内閣のスクープを狙う主人公・西村理沙役を浜辺、内閣官房長官・坂本龍馬役を赤楚、内閣総理大臣・徳川家康役を萬斎、経済産業大臣・織田信長役をGACKT、財務大臣・豊臣秀吉役を竹中、文部科学大臣・紫式部役を観月が演じる。

 観月は自身の役どころについて、「原作では紫式部という役はなく、男性の偉人だけだったのですが、映画版では女性の偉人も…ということで呼んでいただきました」と喜び、「監督の意向に沿えるようにとにかく頑張りました。『紫式部を演じる』というよりも、『監督の意向に沿って作品の中でいいキャラクターになれるように』と考えていました」と振り返った。

 衣装は十二単。撮影中は「本当に大変で(笑)。周りのみんなにも『大変ですね』と同情されながらやっていました」と笑い、「衣装だけで13キロあり、そこにカツラもつけるので、15〜16キロを抱えてお芝居をしていたんです」と明かす。

 そして「一度着てしまうと、前にしか動けないんです(笑)。後ろに下がったり、横に移動することができなくなる」と苦労を伝え、「本当はもう少し動きをつけたかったんですが、衣装の幅もあるので、なかなかほかの人の近くに寄ることもできず、1人でずっと立っているという孤独な戦いでした」と回顧した。

 そんな中「竹中さんが後ろからいろいろないたずらを仕掛けてきたんです。肩をトントンって叩かれて、苦労して振り返っても誰もいなくて、別のところで竹中さんがニヤって笑っているという…。本当に小学生みたいないたずらをたくさん仕掛けてくれました」と笑い、「そういう意味では孤独を感じず、とても楽しい現場でした」と感謝した。

オリコン

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