Aぇ! group 佐野晶哉、熱烈オファーで実現したカメラマン役に「運命を感じた」

2024年4月26日(金)11時0分 マイナビニュース

俳優の平泉成が初主演を務める映画『明日を綴る写真館』(6月7日公開)の場面写真が26日、公開された。
○■映画『明日を綴る写真館』佐野晶哉の場面写真を公開
今回公開されたのは、監督からの熱烈オファーによって実現した、Aぇ! groupの佐野晶哉の場面写真。本作で佐野が演じたのは、プロカメラマンもエントリーする屈指のフォトコンテストで3年連続グランプリを受賞し、ファッション誌からのオファーも止まない気鋭のカメラマン・太一。世の中からの賞賛に反して「本当に満足いくものを撮りたい」と太一はどこか冷めており、自身の写真にも納得していない様子を見せる。
そんな中、太一は自身が表彰されたフォトコンテストで“音が鳴る”写真に出会う。それは、地方都市で写真館を営む鮫島(平泉成)が撮影した、女性が微笑んでいる写真。その1枚に惹き寄せられた太一は、これまでの華々しいキャリアを投げ捨てて鮫島のもとを訪れ、弟子入りを志願するも、すぐに断られてしまう。あきらめられない太一は、写真館での手伝いを始める。
今回、映画『20歳のソウル』で佐野を抜擢した秋山純監督が「ぴったりの役!」と熱烈オファーし、脚本の中井由梨子氏も「もし佐野晶哉がこの世界線を生きていたらという過去だけ背負っておいてくれたら、何もしなくていい」と言い切ったという。佐野自身も「影のあるところが自分に似ていると感じた」と太一のキャラクターについて分析した上で、「僕はただ、カメラに対しての知識を深めていきました」と語っている。
実は本作のオファーがある2カ月前から、プライベートでカメラを始めていた佐野。写真の楽しみを感じ始めていたこのタイミングで届いたカメラマン役に「運命を感じた」という。自身の祖母を撮影する機会もあったそうで、「この作品を通してその人の今を残すことの大切さを痛いほど胸に染みているので、おばあちゃんの素敵な笑顔を趣味になった大好きなカメラで撮れて良かったです。カメラって良いなあ、映画って良いなあ、この作品最高だなあ、と感じています」とコメントした。
初めは太一に弟子入りを志願されても受け入れなかった鮫島だったが、太一の熱意や、写真館に訪れる客との出会いによって、いつしかふたりは強い師弟関係で繋がっていく。公開された場面写真はいずれもファインダーを通じて人々の瞬間を切り取る太一の姿。人々の抱える悩みや問題のために必死に奔走する鮫島の言動に新たな気づきを得た太一は、シャッターを切ることで自分自身の奥底にある人生の“想い残し”に向き合っていく。やがて、変わりゆく太一は自分だけでなく師匠の鮫島とその家族にも目を背けてきた人生の“想い残し”を抱えていると気付く。鮫島のため、悔いのない未来のために一歩を踏み出し、思いもよらない奇跡が待ち受ける。
また、本作のムビチケ前売券(カード券・オンライン券)の発売が26日よりスタート。カード券の券面デザインは鮫島と太一を上下に配置したデザインとなっている。
【編集部MEMO】
映画『明日を綴る写真館』は、あるた梨沙氏による同名漫画の実写化作。さびれた写真館を営む無口なカメラマン・鮫島(平泉成)の写真に心を奪われた気鋭のカメラマン・太一(佐野晶哉)は、華々しいキャリアを捨て、弟子入りを志願する。家族とのコミュニケーションすら避けてきた太一は、訪れる客と丁寧に対話を重ね、カメラマンと被写体という関係を超えてまで深く関わる鮫島の姿に驚きを隠せない。人々の抱える悩みや問題のために必死に奔走する鮫島に振り回されながらも、自分に足りないものに気付き始める太一。同時に、鮫島とその家族にも目を背けてきた“想い残し”があることを知る。変わりゆく太一が、悔いのない未来のために踏み出した一歩。その先に続く、思いもよらない奇跡に涙する。
(C)2024「明日を綴る写真館」製作委員会 (C)あるた梨沙/KADOKAWA

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