宇多田ヒカル「“ずっと2位止まりで悔しい!”って思ったのを覚えています(笑)」デビューシングル「Automatic」を振り返る

2024年4月28日(日)20時30分 TOKYO FM+

ジョージ・ウィリアムズ、安田レイがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生放送ラジオ番組「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」(毎週土曜 13:00〜13:55)。4月13日(土)の放送は、宇多田ヒカルさんが登場。ここでは、1998年にリリースしたデビューシングル「Automatic」にまつわるエピソードを振り返りました。

(左から)安田レイ、宇多田ヒカルさん、ジョージ・ウィリアムズ


◆「Automatic」制作秘話
——宇多田さんは、去年12月にデビュー25周年を迎えました。おめでとうございます!
宇多田:ありがとうございます、皆さまのおかげでございます。
——すべてはデビューシングル「Automatic」から始まったと思いますが、当時を振り返ってみると、どんな思い出が蘇ってきますか?
宇多田:デビューシングルだったので、(リリース後は)放課後に友達とCD屋さんに行って「本当に(私のCDが)ある! すごい!」って盛り上がったりして、それはすごく覚えています。周りも歌っている子とか、音楽が好きな友達が多くて。
——そして「Automatic」は大ヒットを記録しました。
宇多田:ビックリ(笑)。ただ「Automatic」は、シングルチャート1位にはなれなくて。当時は「だんご3兄弟」がずっと1位で、“ずっと2位止まりで悔しい!”って思ったのを覚えています(笑)。
——「Automatic」のレコーディング中は“すごい曲を作っている”という実感はありましたか?
宇多田:いやいや全然(苦笑)。ちなみに(「Automatic」は)日本語詞で作った3曲目の楽曲だったかな? 最初に作った日本語の歌は「Never Let Go」っていうデビューアルバム『First Love』に入っている曲で、一番渋い歌詞なんですけど、その次に「time will tell」の後に「Automatic」(を書いた)。
(学校の)夏休みに“キラキラまぶしくて”とか“ドキドキ止まらない”とか、その部分の繰り返す(オノマトペの)いろいろなバリエーションを考えていて、ニューヨークに戻っているときに「歌詞ができました!」ってファックスで東京のスタッフに送ったことも覚えています。絵とかもいっぱい描いたりして。
——その送ったファックスは、今どこにあるんですかね?
宇多田:わからない……。でも実は、下書きはまだ持っています。
<番組概要>
番組名:JA全農 COUNTDOWN JAPAN
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時:毎週土曜 13:00〜13:55
パーソナリティ:ジョージ・ウィリアムズ、安田レイ
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/cdj/

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