スカーレット・ヨハンソン、ブラック・ウィドウの“お気に入りヘア”を明かす

2019年5月1日(水)12時0分 シネマカフェ

『アベンジャーズ/エンドゲーム』(C)Marvel Studios 2019

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ついに公開を迎えた『アベンジャーズ/エンドゲーム』。作品を観た各国から続々と“衝撃”“感動”“興奮”の声が寄せられ、これまでの映画史に新たな時代を切り開く“傑作の誕生”に、いま世界中で社会現象が巻き起こっている。そんな中、スカーレット・ヨハンソンが約10年間演じてきた変幻自在の女性エージェント、ブラック・ウィドウの“一番お気に入りのヘアスタイル”を明かした。



サノスにより全宇宙の生命が半分に消え去ってしまい、残されたヒーローたちは、消えた仲間を救うべく史上最大の最後の戦いに挑むことになるのだが、その残された者のうちの一人が、スカーレット演じるブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ。

彼女は、『アイアンマン2』の初登場からMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)で活躍する世界最高のエージェントで、その万能な戦闘スキルとタフな精神でキャプテン・アメリカらと共に数々の脅威と戦ってきた。ブラック・ウィドウといえば、作品ごとに変わるそのヘアスタイルも魅力的だ。

「彼女のヘアスタイルはその心境を表現しているの。私は特に、この『エンドゲーム』のルックスのファンよ」とスカーレット。「ヘアスタイルだけではネタバレにはならないけど、このスタイルも明らかに、彼女が心理的にどういう状態にあるかを示しているの」と語っている。


ブラック・ウィドウことナターシャの心理がヘアスタイルに影響していると明かすスカーレット。そこで、これまでの彼女のヘアスタイルをふり返ってみた。

『アイアンマン2』(2010)MCUに初登場!トニーを誘惑!?   
ブラック・ウィドウが初めてMCUに登場した作品。アイアンマンとして世界平和を守る活動をするトニー(ロバート・ダウニー・Jr)だが、政府はアイアンマンのアーマーを兵器とみなし、引き渡しを要求。そんな中、アイアンマンと同じ動力源を持つ刺客があらわれる! 秘書に扮してトニーに近づいたブラック・ウィドウは、赤髪ロングのパーマヘアで、女性らしく優しい印象。


『アベンジャーズ』(2012)最強ヒーローチームの一員に!
世界を破壊する力を持つ四次元キューブが、地球の支配をもくろむ邪神ロキ(トム・ヒドルストン)に強奪された。ロキを阻止するため、最強ヒーローチーム“アベンジャーズ”が結成され、ブラック・ウィドウはその一員に加わることとなる。大きなウェーブのきいた、90年代風のフェミニンな髪型が特徴的。


『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)キャップと逃亡中にキスも!
仲間であるはずのS.H.E.L.D.から追われる身となったキャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)。信じてくれる者たちと共に陰謀の真相に迫る中、彼らの前に最強の暗殺者ウィンター・ソルジャー(セバスチャン・スタン)が立ちはだかる。この時のブラック・ウィドウは前作とガラリと変わり、センター分けのストレートヘア、大人っぽいスタイルでキャプテン・アメリカをサポートする。


『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)ハルクとの関係に変化が…
アイアンマンが起動した人工知能ウルトロンが暴走をおこし、争いを繰り返す人類を滅ぼそうと企む。ブラック・ウィドウはアベンジャーズとともにそれを阻止しようとする一方、自分と同く“普通”の人生を捨てて生きるハルク(マーク・ラファロ)と互いに哀しみを知るもの同士、惹かれ合う。今作では赤毛でショートという、活気あふれる髪型に。


『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)ブロンドヘアで敵を圧倒するも…
全宇宙の生命を半分にしようとするサノス(ジョシュ・ブローリン)に立ち向かうため、キャプテン・アメリカらと共に戦いを繰り広げたブラック・ウィドウ。激戦の中で金髪ショートの髪を激しく揺らしながら戦う姿は、美しくもあり、かっこよくもあり、まさに女性が惚れる女性を体現した。


『アベンジャーズ/エンドゲーム』(公開中)新たなヘアで大逆転を狙う!
サノスによって、失われた35億の人々と仲間を取り戻すため、大逆転へのわずかな希望を信じて再び集結したアベンジャーズ。予告編では赤髪のロングヘア、さらにおさげ姿も披露しており、また新たな美しさ、かっこよさを放つブラック・ウィドウを見ることができそうだ。


最初はロングヘアで“女性らしさ”が強かったブラック・ウィドウだが、短髪や金髪など、逞しさとパワフルさが溢れる姿へと変化している様子が伺える。ヘアスタイルだけではなく、ブラック・ウィドウ自身の精神面や戦闘能力も確実に変化しており、物語が激戦へと化していく中、彼女のヘアスタイルは“美しさ”だけではなく“強さ”も表すようになっているのかもしれない。

MCUで「人生を変えるような体験を一緒に分かち合った」
そして10年もの間ブラック・ウィドウを演じてきたスカーレットは、『アベンジャーズ』完結を迎える本作に対してこう語る。

「ほろ苦い感じね。すべてのことが終わりを迎えないといけないと思うの。そして、間違いなくいまが正しい時期だと感じるわ。私たちは、1年半か2年おきにここに戻ってくることにとても慣れてきていた。他の仕事や人生に傷ついたり、ぼろぼろになりながらね。私や他のキャストは、人生を変えるような体験を一緒に分かち合ったから、そういったことを楽しみに出来なくなるのは奇妙よね。私が、この“終わり”を完全に気持ちの上で整理出来たかどうかわからないけど、これは正しい時期なんだと感じられるわ」。

史上最大の戦いを迎えるブラック・ウィドウの活躍、そしてアベンジャーズの一員としては“最後”となるであろう彼女の雄姿は、絶対に見逃せない。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』は全国にて公開中。

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