実写『リロ&スティッチ』、シソンヌ長谷川、渡辺えりら日本版声優で参戦

2025年5月1日(木)6時0分 クランクイン!

ディズニー映画『リロ&スティッチ』に、日本版声優として長谷川忍シソンヌ)、渡辺えり、手塚秀彰、五十嵐麗、深見梨加らが参加することが決定。コメントが到着した。

 本作は、『美女と野獣』『アラジン』をはじめ、数々のアニメーション映画の実写化を成功させてきたディズニーが、その愛らしさで空前のスティッチ・ブームを巻き起こしたアニメーションを完全実写化。地球に不時着した暴れん坊のエイリアン・スティッチと、いつもひとりぼっちの少女・リロの“奇跡”の出会いとかけがえのない“オハナ(家族)”の絆を描くハートフル・ファンタジーだ。

 スティッチを捕らえるため地球に派遣された銀河連邦のエイリアンで、“試作品626号(後のスティッチ)”の発明者・ジャンバ博士の日本版声優を務めるのは、緻密な演技と独特のユーモアで人気を集めている実力派コント師の長谷川忍(シソンヌ)。芸人のみならず、『虎に翼』『おむすび』と2024年の朝ドラに連続出演をするなど俳優としても引っ張りだこの長谷川だが、その高い演技力が評価され、USオーディションを経て見事ジャンバ博士に抜擢された。

 長谷川はジャンバ博士役に決まった時の気持ちを聞かれると、「お話をいただいたのが4月前だったので、エイプリルフールの前倒しなのか? はたまた俺が知らないだけで旧暦では成立しているのか?と疑ってしまいましたが、本当に嬉しくて1週間はニヤニヤしてしまいました」と喜びを表明。

 自身が演じるジャンバというキャラクターについては、「ジャンバは博士でありスティッチの産みの親です。とにかくプライドが高く自分の研究以外に興味が全くありません。なので他者の気持ちも理解できずリロとスティッチの関係性も科学的な角度からしか理解しようとしません」と明かし、「アニメーションよりも冷酷さを意識しました。アニメーションより生々しさが実写ならではだと思ったので、ポップさよりリアリティ重視でやりました」と演じるうえでのこだわりも語った。

 本作からの新たなキャラクターで、リロとナニを幼少期から見てきたご近所さんで、姉妹のことを心配している女性・トゥトゥ役には、舞台・映画・ドラマと幅広く活躍し、存在感と確かな実力を誇る女優・渡辺えりが決定。渡辺は「子供の頃から大好きなディズニー映画の吹き替えが出来て本当に嬉しいです」と喜びを明かし、自身が演じるトゥトゥという役柄について「血のつながりがなくても相手を尊重し、愛する関係であれば家族になれるということを伝える大事な登場人物」と物語のカギを握る重要なキャラクターであると語った。

 リロとナニを担当する社会福祉士として潜入捜査中のCIAエージェントコブラ・バブルス役には、英語版でバブルスを演じている俳優コートニー・B・ヴァンスの声を『ターミネーター:新起動』などの複数作品で担当してきた声優・手塚秀彰。「私が演じたコブラ・バブルスは、リロとナニを引き離そうとする強面な人物だけど、実は2人を心配し優しく見守る福祉局員、そのギャップが魅力的だと思います」と、キャラクターの魅力を語った。

 そして、トゥトゥとおなじく新たなキャラクターとして登場し、幼いリロを一人で育てるナニに寄り添い姉妹の手助けをしてくれる社会福祉局の職員・ケコア役には、『007』シリーズのルチア・スキアラ役や、『インセプション』のモル・コブ役などの吹替声優を務めた五十嵐麗。「スティッチはヤバいけど純粋で可愛くて、リロがひたすら愛おしく、そのリロを思う姉・ナニの心に胸を打たれました。ケコアはそんな2人を母のように優しい視線で見守る役です」と、役どころを語った。

 宇宙の平和を守る銀河連邦のリーダーのエイリアン・議長役は、アンジェリーナ・ジョリーやジュリア・ロバーツなど数多くのハリウッド女優の吹替を担当してきた声優の深見梨加が務める。深見は「大好きなディズニーアニメーション作品が実写版になることもビックリですが、参加させていただけることになって2度ビックリ! 私の役どころは人間ではありませんが、だからこそ、奥底に人間味を感じながら演じました。皆様の心に響く作品の、1ピースになれたら幸いです」とコメントを寄せた。

 映画『リロ&スティッチ』は、6月6日より全国公開。

※長谷川忍、渡辺えりほかのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■長谷川忍(ジャンバ博士役)

 お話しを聞いたのが4月前だったのでエイプリルフールの前倒しなのか? はたまた俺が知らないだけで旧暦では成立しているのか?と疑ってしまいましたが本当に嬉しくて1週間はニヤニヤしてしまいました。その時期に出会した方は気持ち悪かったでしょう、ここで謝罪させて頂きます。

 ジャンバは博士でありスティッチの産みの親です。とにかくプライドが高く自分の研究以外に興味が全くありません。なので他者の気持ちも理解できずリロとスティッチの関係性も科学的な角度からしか理解しようとしません。2人とは対極にある存在です。(演じる上で)アニメーションよりも冷酷さを意識しました。アニメーションより生々しさが実写ならではかなと思ったのでポップさよりリアリティ重視でやりました。

 リロとナニ、そしてスティッチの成長と共に助け合う人間の尊さに注目して下さい。本当に全てのキャラクターに魅せられると思います。もちろんジャンバもどこか憎めないキャラなので注目して欲しいです。

■渡辺えり(トゥトゥ役)

 トゥトゥはアニメーション版には登場しない人物ですが、血のつながりがなくても相手を尊重し、愛する関係であれば家族になれるということを伝える大事な登場人物。種も性別も年齢も超えた友情のある未来を全世界で作って行こうという作り手の決意の見える愉快で楽しい作品です。エイミー・ヒルさんは風貌も私によく似ていて、普段演劇を作っているという点も似ています。日本にも留学していたという親日家のエイミー・ヒルさんにも機会があったらぜひお会いしたいです。子供の頃から大好きなディズニー映画の吹き替えが出来て本当に嬉しいです。

■手塚秀彰(コブラ・バブルス役)

 人気作品『リロ&スティッチ』あのコブラ・バブルス役! 出演できる喜びと同時にどう表現するか考えました。結果、あまり考え過ぎずにこの作品の持つ世界観を感じながら演じようと。

 両親を亡くし親代わりになってリロを愛情深く育てようとするナニ、周りとコミュニケーションを取るのが苦手で言うことを聞かないリロ、そんな姉妹が困難を乗り越え奮闘する姿に「家族愛」や「絆」が伝わってきて、見ている方も温かい気持ちになると思います。 私が演じたコブラ・バブルスは、リロとナニを引き離そうとする強面な人物だけど、実は2人を心配し優しく見守る福祉局員、そのギャップが魅力的だと思います。

 いたずら好きでやんちゃで暴れん坊、トラブルを起こしては周りを巻き込むお騒がせ者。でも優しさと可愛らしさを持ち合わせた、不思議な魅力を持った憎めないスティッチ。 そんなスティッチの魅力や、家族愛や人々の優しさが詰まった作品ですが、生きて行くために困難や逆境に立ち向かって奮闘する姉妹を見ていると、胸が熱くなり大人が見ても考えさせられ楽しめる作品だと思います、ぜひご覧いただければ!

■五十嵐麗(ケコア役)

 本作でケコアを演じることになり、あの『リロ&スティッチ』のキャラクターたちの世界に入れることが素直に嬉しかったです。スティッチはヤバいけど純粋で可愛くて、これは無敵です!(自分の家にいたら大変すぎると思いますが…)

 そしてリロがひたすら愛おしく、そのリロを思う姉・ナニの心に胸を打たれました。ケコアさんはそんな2人を母のように優しい視線で見守る役です。

 とにかくすべてのキャラクターが魅力爆発です! 私は、笑って考えさせられて、思わず涙していました。ぜひご家族そろってご覧ください。

■深見梨加(議長役)

 大好きなディズニーアニメーション作品が実写版になることもビックリですが、参加させていただけることになって2度ビックリ! しかも、アニメーションにかなり忠実かつ、当然ながら立体感が出て、スティッチのもふもふ感がたまらないです。私の役どころは人間ではありませんが、だからこそ、奥底に人間味を感じながら演じました。皆様の心に響く作品の1ピースになれたら幸いです。

 実際に出来上がった作品で、他のキャストさんと、どのように絡んでくるのか、壮大な音楽や美しい映像と、自分の声がどのように入り込んでいるのか、大きなスクリーンで観るのが楽しみで仕方ありません! スティッチのぬいぐるみあったら買っちゃいそう。アニメーション版を観た方も、実写版で初めての方も、一緒にこの素敵で不思議な世界を堪能しましょうね!

クランクイン!

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