14歳の少女をレイプし妊娠させた男、地区で初めて「身体的的去勢」を命じられる

2024年5月1日(水)16時15分 女性自身

米ルイジアナ州リヴィングストンで、14歳の少女を性的暴行して妊娠させた54歳の男が、懲役50年に加え「身体的去勢」を命じられた。USA TODAYなどが報じている。


2022年7月、「若い時にグレン・サリヴァン・シニアにレイプされた」という通報が保安官事務所に寄せられ、サリヴァン被告の捜査が始まった。通報者は14歳のときに被害に遭い、子どもを出産していた。当局が子どものDNA鑑定を行った結果、実父がサリヴァン被告であることがわかったという。


被告は被害者を手なずけ、彼女のみならず家族も暴力で脅し、口止めをしていたと検察官は裁判で述べた。サリヴァン被告は第二級強姦罪4件を認め、懲役50年と「身体的去勢」が命じられた。


ブラッド・J・カシオ地方検事はWBRZ-TVに対して「これまでに化学的去勢を命じられた者は3人いるが、私の知る限り、身体的去勢が適用されたケースは今回が初めてだ」とコメントした。


ルイジアナ州では2008年に、特定の性犯罪で有罪判決を受けた者を化学的、または物理的に去勢することを認める法律が制定されている。物理的(外科的)去勢とは、精巣を手術により摘出する方法で、再犯率が劇的に低下するとされる。一方で非人道的な処置であるという批判も強く、性欲や性的衝動を抑えるホルモン剤を投与する化学的去勢が一般的となっているという。

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