華原朋美 再婚に意欲 風邪を「うつせる人探さなきゃ」 子連れで7年ぶりの全国ツアー中
2025年5月10日(土)5時0分 スポーツニッポン
7年ぶりに全国ツアーを開催中の華原朋美(50)が本紙などのインタビューに応じた。5歳の愛息とともに子連れで全国を巡り、プロとしての姿を近くで見せながら、親子で思い出づくりも楽しんでいる。今、最も気をつけているのは風邪をひくこと。「子供からうつされるけど、私からうつせる人がいない。うつせる人を探さなきゃ」。その意味とは——。
終演後、自らグッズ売り場に立った。3月1日の大分公演。10種類以上の商品を自ら手売りし、ファンと握手したり、一緒に写真を撮ったりして約1時間で売り切った。ライブ中のトークで「やったら買ってくれる?」と観客に問いかけると「買う」と返ってきたため、その場で決めた。
「ノリでやりたくなっちゃったんです。手売りって昔もやったことがあるし。楽しくて思い出になりました」
ステージでは、20代の時と変わらないハイトーンボイスを響かせている。最大の武器は「I’m proud」「I BELIEVE」「save your dream」など、ヒット曲の多さ。「あの短い期間であれだけのヒット曲を書いてくれて改めてありがとうという気持ちになります」。1995年のデビューから98年まで自身のプロデューサーだった小室哲哉(66)に感謝している。
全国ツアーは昨年11月にスタート。全ての会場に長男(5)を連れて行っている。公演の前後はホテルで一緒に遊んで面倒を見ていて「ステージに立ったら華原朋美になれるんですけど、その前はお母さん。子供とのコミュニケーションを大切にしています」と、愛息との思い出づくりを充実させている。
公演が短いスパンで続く時は、長男が風邪をもらってこないよう保育園に行かせていない。徹底して予防する一方で「子供が(風邪を)もらってきちゃうと、私にうつるけど、あとうつる人がいない。うつす人が欲しい」と吐露する。21年に結婚した元所属事務所代表の男性とは9カ月で離婚。「いい人を見つけて結婚したい。私の両親のように明るく楽しい家庭を築きたい」と思い描く。長男も「早くパパ探してきて」と望んでいるという。
9月9日にはデビュー30周年記念コンサートを東京・LINE CUBE SHIBUYAで開催する。「お祭りです、私にとっては。ぜひ皆さんに遊びに来てほしい」。7年ぶりのツアーで完全復活を期す華原が、ファンと愛息の前で熱いステージを届ける。 (飯尾 史彦)