井上尚弥のネリ戦でリング上にいた「ロバート」山本博は何をしていた?「やっと気づかれたんだって感じ」

2024年5月12日(日)12時34分 スポーツニッポン

 お笑いトリオ「ロバート」の山本博(45)が12日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。5月6日に行われた、ボクシングの4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(31=大橋)が挑戦者ルイス・ネリ(29=メキシコ)を6回1分22秒TKOで下し、防衛に成功した試合でリング上にいたことについて説明した。

 山本は同試合の中継で、インスペクターとして働く姿が話題となり、ネット上でトレンド入りしていた。

 この日は冒頭、MCの東野幸治から「JBCの山本博さんです」「きょうはロバートじゃなくて、スタッフとして。JBCの」と紹介された。「ボクシングに関係する時はそういうことで真摯にやってるってことでしょう」と振られると、山本は「もちろんです。別人格でやらしてもらってます」と言い切った。

 山本はインスペクターの仕事について「今、日本ボクシングコミッションっていう、JBCって言われてるんですけど、その中の試合役員として、インスペクターっていうのは試合進行という仕事なんですけども」と説明。この日はJBCのジャンパーを着用し、ライセンス証も披露した。

 MCの東野幸治は「試合当日の選手の軽量、使用グローブの配布、誘導などボクシングの試合運営に関わる裏方なんです」と補足説明した。

 今田耕司が「ネリが日本のグローブに変えたんですよね」と話せば、山本は「その現場にいました、僕」と明言。東野が「そういうの珍しいんですか」と尋ねると、「珍しいですね。大体自分のお気に入りのグローブがあって、グラントっていうメーカーのをネリ選手は自分で用意して来たんですよ。で装飾も自分でやって、試合用に作ってきて持って来てるんですけど、尚弥選手のグローブを見たら、ウィニングっていう日本製のグローブなんですよ。結構しっかりした皮のグローブなんですけども、それ見た時に、グラントより小さいって思われたみたいで」と明かした。東野が「インスペクターのそこ仕事でしょ」と語ると、山本は「そうです。だからすぐにインスペクターの仲間が」と振り返った。

 また新人でしょうとツッコまれると、「後楽園ホールでマスターのインスペクターやらせてもらってるんですよ」と経験があると否定した。東野が「井上さんの1ラウンド終わるじゃないですか、その時に山本さんがずっと見てたのも」と続けると、「そう、あれは尚弥選手の傷とか腫れとかダメージとか。目のふらつきとか」を確認していたとした。

 「アンガールズ」の田中卓志が「謎の黒のバインダーは何持ってたの。コントのなんか…」とツッコむと、山本は「当日計量とかドーピングチェックとか、全部そういうの。バンテージチェックって言って、バンテージ巻き始めるのも、相手側の陣営の人呼ばないと巻けないんですよ」と明かした。

 さらに「僕からすると、僕ずっと世界戦のインスペクターやらせてもらってますので、やっと気づかれたんだって感じです」と山本。東野が「今まで何試合ぐらい世界戦でやってたんですか」と問うと、「いやいや、もう4試合ぐらいやってるんじゃないですか。メインでインスペクターで」と回答した。

 今田が「今回は早く気付いてもらうために、映り込みみたいなのも…」とツッコむと、山本は「違う違う、そんなのはないんですよ、別にバレてほしいなんて思ってないですよ」と慌てて否定。田中が「大量にベルト持たされて歩いてるのとかも、あれわざとでしょう」とも語ると、山本は「わざとじゃない、重たいんだよ!全部管理しなきゃいけないから」と苦笑した。

 

スポーツニッポン

「井上尚弥」をもっと詳しく

「井上尚弥」のニュース

「井上尚弥」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ