亡夫の後任として…小島瑠璃子(31)が「サウナ会社」代表取締役に手を挙げていた
2025年5月13日(火)20時0分 文春オンライン
〈突然の別れとなり、後悔がたくさんあります。もっと子どもの将来について話したかった。仕事の相談をしあったり、新しい面白いことを考えたかった〉
最愛の夫を亡くした直後の2月5日にこう綴って以降、小島瑠璃子(31)のインスタグラムは更新されていない。

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表舞台から去った1年後に“極秘結婚”
15歳で芸能界入りした小島は瞬く間に売れた。
「巧みなトークスキルと大御所相手でも物怖じしない性格から、バラエティだけでなく選挙特番にまで駆り出され、一時は“こじるり無双”と言われた。2015年には『タレント番組出演本数ランキング』女性部門で1位を獲得しました」(エンタメ誌記者)
絶頂期の22年8月、SNSで〈来年から中国の大学に留学します〉と宣言。番組を降板し、日本での芸能活動に区切りをつけた。
表舞台から去った約1年後の23年5月、「 文春オンライン 」が小島と会社経営者の北村功太氏との“極秘結婚”をスクープ。デビューから在籍していたホリプロを退社していたことも明らかになった。
「北村さんは大学在学中にスタートアップ企業に参画、20年にはサウナブームの波に乗って超高品質サウナや温浴施設向けのデジタルサービスを手掛けるHabitat(以下、H社)を設立。小島さんの中国留学を後押ししていたと言われています」(ベンチャー企業関係者)
北村氏が遺書を残し自宅で死亡
子供も生まれ、順風満帆だった小島を悲劇が襲う。
「25年2月4日、自宅タワーマンションで北村さんが死亡しているのを小島さんが発見した。遺書のようなものも見つかった。小島さんはあまりのショックに体調を崩し、夫とともに救急搬送されました」(社会部記者)
前出のベンチャー企業関係者は、H社について「競合が増えて経営不振だったのは事実」と話す。
亡夫の後任として小島が手を挙げた
24年8月付の第3期決算公告によると総資産は約1800万円、利益剰余金は約3億円の赤字となっていた。船頭を失ったH社だが、最近ある動きがあった。
〈さて、誠に遺憾ながら、当社代表取締役北村氏が2025年2月4日に逝去されました。現在、当社は取締役が北村氏1名のみで……〉
これは小誌が入手したH社の株主の一人が、今年3月21日付で他の株主に送ったメールだ。
〈北村氏の配偶者である小島氏からご相談をいただき、代表取締役不在のまま会社の意思決定ができない状況を解消するため、小島氏を新たな代表取締役に選任することを目的とした臨時株主総会を下記の通り開催させていただくこととなりました〉
つまり亡夫の後任としてH社の新代表取締役に小島が手を挙げたというのだ。
株主総会は4月1日に行われ、その場で小島が選任されたと見られる。うるわしい夫婦愛といえそうだが、H社の内情を知る別のベンチャー関係者が首をひねる。
「小島さんは個人で美容サービスを目的とした合同会社を設立しており、わざわざ負債のある夫の会社を継承するメリットはないはず」
司法書士法人小田桐事務所の小田桐史治氏が話す。
「小規模の個人経営の会社で代表者が急死した場合、株式を相続した親族がいったん代表取締役に就任し、経営の再建を目指すなり、会社の解散などの残務処理をしていくことがある。小島さんのケースも、これに該当するのではないでしょうか」
小島とH社に質問事項を送ったが期日までに回答はなかった。小島社長の口から経営の新戦略が語られる日はくるのか。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2025年5月1日・8日号)