『べらぼう』<義兄さんが言うことに逆らう訳にゃいきませんね!>前回最も心を揺さぶられた場面は…視聴者「このシーン痺れた!」「近寄る蔦重、凄い速さ」「子供の頃の唐丸が喋っているようで…感涙」

2025年5月15日(木)13時2分 婦人公論.jp


(『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』/(c)NHK)

大河ドラマ『べらぼう』


横浜流星さん主演の大河ドラマ『べらぼう』(NHK総合/毎週日曜夜8時ほか)。第18回「歌麿よ、見徳は一炊夢」が5月11日に放送され、話題になっています。


*以下「歌麿よ、見徳は一炊夢」の放送内容のネタバレを含みます。

●「歌麿よ、見徳は一炊夢」あらすじ

青本の作者を探していた蔦重は、北川豊章(加藤虎ノ介さん)という絵師が描いた数枚の絵を見比べるうちに、ある考えが浮かぶ。

早速、豊章を訪ねるが、長屋で出会ったのは、捨吉(染谷将太さん)と名乗る男だった。

そんな中、蔦重は朋誠堂喜三二(尾美としのりさん)に、新作の青本の執筆を依頼する。女郎屋に連泊できる“居続け”という特別待遇を受けて書き始めた喜三二だったが、しばらくして喜三二の筆が止まってしまい——。


唐丸の哀しすぎる過去


今回のドラマで、蔦重の元を離れていた唐丸が、7歳の時から実の母に売春を強いられるというつらい経験をしていたことが判明。

また「明和の大火」でその母を見殺しにしたことなどへの罪の意識から捨吉と名を変え、自傷的な行為として今も身体を売りながら、絵を描き続けていたことが分かります。

一方、これまでに力を貸してくれた瀬川や源内を救うことが出来なかったという自責の念を持つ蔦重。

自分の養父である駿河屋市右衛門へ必死に頼みこみ、人別を与えることで救い出すと「歌麿」という画号を捨丸へ与えます。

「俺のために生きてくれ」


その後、耕書堂の中で、歌麿を助けることで救われるのは、実は自分であるということを語った蔦重。歌麿を正面から見つめ直すと

「歌麿、あの時の約束守らせてくれ」

と伝えます。

それから、ずいっと歌麿の前まで身を寄せた蔦重。歌麿の顔をじっと見つめると

「お前を当代一の絵師にする。だから死ぬな。俺のために生きてくれ」

とその頭にそっと手を乗せながら告げます。

すると、その目からこぼれそうになる涙を我慢しながら

「義弟(おとうと)が…義兄(にい)さんが言うことに逆らう訳にゃいきませんね!」


(『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』/(c)NHK)

と笑顔で答えた歌麿。その顔を見つめる蔦重はあらためて満面の笑みを見せるのでした。

視聴者の声


長い時を経て、再び巡り合った蔦重と唐丸。辛すぎる唐丸の過去や今も抱えている苦しさを知ったうえでの再会、そしてその苦しみから救い出した蔦重が、あらためて想いを告げたやりとりに心を揺さぶられた視聴者は多かったようです。

たとえば「このシーン痺れた!!」「重三から渡された人別帳を見てはじめて人として認められた安心感を得た歌麿の表情…涙腺が崩壊」「近寄るシーンの蔦重、凄い速さ」「当代随一のアーティストとプロデューサーが、兄弟だなんて…すごい脚本」「作中では結構な年数が経っててもあの頃と変わらない2人。子供の頃の唐丸が喋っているようで、感涙」「蔦重の約束が実現していく過程がとても楽しみ!」「二人羽織(覆面作家)から二人三脚、歌麿と蔦重で頑張ってほしい!」といった声がネットでは見られました。

なおこの場面は再編集されて『べらぼう』公式のX(https://x.com/berabou_nhk/status/1921530979719823494)でも流されており、そちらでも大きな反響を生んでいました。

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大河ドラマ第64作となる『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』は、“江戸のメディア王”として時代の寵児になった、”蔦重”こと蔦屋重三郎が主人公。

蔦重を演じるのは、NHKドラマ初出演となる横浜流星さん。脚本は、連続テレビ小説『ごちそうさん』大河ドラマ『おんな城主 直虎』などを手掛けた森下佳子さん。

さらに語りは、蔦重らを見守る吉原の九郎助稲荷(くろすけいなり)として、綾瀬はるかさんが担当する。

婦人公論.jp

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