十朱幸代「総仕上げのつもり。大人の恋の話なのでね」 舞台「燃えよ剣 土方歳三に...」PR

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　女優の十朱幸代（82）が16日、大阪市内で舞台「燃えよ剣　土方歳三に愛された女、お雪」（7月20日、大阪・森ノ宮ピロティホール）の取材会を行った。

　司馬遼太郎の小説「燃えよ剣」をベースに、十朱が土方に愛された「お雪」に扮（ふん）し、宮川彬良氏のピアノ演奏をバックに語る朗読劇。2013年に初演し、これまで45回上演を重ねてきた。今回は4年ぶりの再演だが「これで打ち止め、総仕上げのつもり。大人の恋の話なのでね。年齢的にもう…うふふふ」と笑って明かした。

　コロナ禍を機に「（他の）舞台もすべてやらずにいて、こういう生活も悪くないなあ、このままフェイドアウトしてもいいなあ」と思っていた近年。ところが「SNSで死亡説とか車いす生活？なんて話が出てたらしくて」と笑い「私よりご高齢の方もどんどんご活躍しているし“これじゃいけない”って思ったの」と一念発起。ポリシーとして「再演は嫌い」だったが「私から、もう一回“お雪”できないでしょうか？って連絡したんです」と自ら売り込んでの“完全復活”となった。

　健康面では15年ほど前に両足首の手術はしたものの「日常に関しては大丈夫」と声も若々しい。ただ「3日ほど前に身体検査したら、ずっと162センチあった身長が151センチ！9センチも縮んでたのよ」と笑って明かしていた。