渡辺いっけい 「帽子も取らずに」受けた朝ドラオーディション 最終審査で言われた「小粋な」言葉とは
2025年5月16日(金)15時14分 スポーツニッポン
俳優の渡辺いっけい(62)が16日、フジテレビ「ぽかぽか」(月〜金曜前11・50)にゲストとして生出演。朝ドラのオーディションについて語る場面があった。
1992年のNHK連続テレビ小説「ひらり」で石田ひかりの相手役を演じた渡辺。オーディションを受けた30歳当時は小劇場で活動しており、当日も公演を終えてオーディションに向かったという。
「疲れた体でNHK行って、帽子も取らずに。態度もめちゃくちゃ」と語り、「10人ぐらい並んでて、“この中でヒロインの相手役以外はやりたくないという方手を挙げて”って言ったら全員挙げるんですよ。俺、それ笑いながら見てて」としぶしぶ受けたオーディションを回想。
野田秀樹氏が手がける舞台の出演が決まっている中、最終審査まで残ったため「“僕、朝の顔じゃないと思うんですよね”って言ったんですよ」と語った。「そしたらお偉いの方が笑って。“おっしゃる通りかもしれない。でも、今回の朝ドラは、その夜の顔のいっけいさんを出したいと思ってるんですよね”って、ちょっと小粋なこと言われちゃって。それで俺、そうなんすかって」と出演に前向きになったと明かした。