矢沢永吉、国内最大規模の国際音楽賞受賞 MAJ TIMELESS ECHOに パフォーマンス生中継も
2025年5月16日(金)19時0分 スポーツニッポン
国内最大規模の国際音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN 2025」(MAJ)は16日、日本の音楽業界の発展に長きにわたり貢献し、活躍しているアーティストを讃える「MAJ TIMELESS ECHO」にロックシンガーの矢沢永吉(75)を選定したことを発表した。
受賞理由として、1972年のデビュー以来、半世紀以上にわたり第一線で活躍を続けてきたことを評価。矢沢がそのキャリアにおいて発表したアルバムは、アルバムTOP10入り作品数歴代1位の「55作」という大記録を打ち立てており、オリコン史上初の昭和・平成・令和の3時代でアルバム1位獲得、最年長1位獲得アーティスト記録「70歳0カ月」という数々の功績も残している。また、ライブ活動においても精力的な姿勢を貫き、日本武道館での公演は史上最多の通算150回を超え、改修後初となる国立競技場での有観客公演を成功、そして2025年11月に予定されている東京ドーム2Days公演も既に完売となるなど、日本のライブ文化の礎を築く存在となっていると称えた。加えて、1980年代初頭よりアメリカを中心に海外での音楽制作を精力的に行い、日本人アーティストとしていち早くグローバルな制作環境を取り入れたその先進性は、アジアにおける国際的音楽活動の先駆けとして高く評価されています。その独自の創造性と一貫した美学は、国境を越えて多くのアーティストに影響を与え、ジャンルや世代を問わず日本音楽界に大きな足跡を残しているとした。
MAJは、自身の活動を通じて、挑戦する精神、信念を貫く生き方、そして音楽によって人々の心を動かすという価値を社会に提示し続けてこられた点も特筆に値するといい、これらの卓越した業績と継続的な影響力に鑑み、「MAJ TIMELESS ECHO」の理念を体現するにふさわしい存在と認め、表彰することとなった。
MAJは、21日・22日の2日間にロームシアター京都にて授賞式を開催する。主要6部門をはじめとする部門の最優秀作品/アーティストを発表する2日目の授賞式・Grand Ceremonyの様子は、NHK総合・BSにて生中継。矢沢は、このGrand Ceremonyでもパフォーマンスを披露する。