真っ黒なビジュアルのお弁当 白いはんぺんで?「芸術が爆発している」「素敵な発想」
2025年5月16日(金)16時58分 grape

お弁当の楽しみの1つとして、蓋を開けるまで中身が分からないという点が挙げられるでしょう。
開けた瞬間、自分の大好物や、好きなキャラクターなどが目に飛び込んできたら、おのずと気分が上がりますよね。
2025年5月15日、Instagram上で公開されたお弁当の1枚に、称賛の拍手が送られています。
お弁当のビジュアルに「芸術が爆発している…」
反響を呼んだのは、nancy(nancychannel)さんが自作したお弁当。
なんでも、ある絵画作品を模した創作弁当を完成させたそうです。
どのようなビジュアルをしているのかは、次の1枚で確かめてみましょう!

蓋を開けると、中にはまさに『アート作品』が詰まっていました…!
何を隠そう、nancyさんは『前衛弁当作家』として活動する、アーティスト。
お弁当の中身は、幕末から明治にかけて活躍した浮世絵師である河鍋暁斎(かわなべきょうさい)の作品『雪中烏』をモチーフにしたそうですよ。
実物で見られる真っ黒の背景は、イカスミスパゲティで表現。カラスと枝は、白いはんぺんを切って成形したといいます。
また、このお弁当とは別に、ミートソースが入ったスープジャーが用意されているそう。
nancyさんは、味について「ちゃんとお弁当として成立しています。ご安心を」とつづっています。
思わず目を丸くしてしまうような1枚には、絶賛のコメントが多く寄せられました!
・渋くてかっこいいお弁当ですね!芸術的で素敵な発想です。
・芸術が爆発していますね!眼力やくちばしの質感が素晴らしいです。
・柔らかな白いはんぺんで、脚の力強さが表現されていますね。
本物の絵画を横並びにして見比べたくなりそうな、再現度の高いお弁当。
「食べてしまうのはもったいない」という気持ちを押し殺して早々に口へ運ぶか、しばらく眺めているか…。どちらを選ぶかは、判断が分かれるところでしょう!
[文・構成/grape編集部]
出典 nancychannel