挑戦者・豊島将之九段が39手目を封じる じっくりとした進行 藤井聡太名人の2日目の対応に注目/将棋・名人戦七番勝負第4局

2024年5月18日(土)18時42分 ABEMA TIMES

 将棋の藤井聡太名人(竜王、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)に豊島将之九段(34)が挑戦する第82期名人戦七番勝負第4局は5月18日、大分県別府市の「割烹旅館もみや」で1日目の対局を行い、先手の豊島九段が39手目を封じて指し掛けとした。あす19日午前9時頃に封じ手を開封し、対局が再開される。

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 開幕から3連勝中の藤井名人が勝負を決めるか、崖っぷちに立たされた豊島九段が踏ん張るか。別府市を舞台に行われている注目の第4局は、先手の豊島九段が序盤早々に端歩を突き、後手横歩取りに誘導。用意の作戦とみられており、ゆっくりとした進行ながら本格的な戦いが始まっている。豊島九段にとっては、何としてでも待望の1勝目をもぎ取りたい勝負所を迎えているとあり、今後どのような構想を描いているのか、大きな注目が集まっている。

 午後6時30分に立会人の深浦康市九段(52)が封じ手の定刻となったことを告げると、手番の豊島九段は襟元を整えた後、すぐに封じる意志を示して指し掛けとした。封じ手に投じた考慮時間は1時間3分。

 ABEMAの中継に出演した三枚堂達也七段(30)は、「手が広い局面なので、封じ手予想は難しい」とコメント。激しい戦いが予想される2日目の展開から目が離せない。第4局2日目は、19日午前9時頃に再開が予定されている。持ち時間は各9時間の2日制。

【封じ手時点での残り持ち時間】

▲豊島将之九段 4時間52分(消費4時間8分)
△藤井聡太名人 5時間5分(消費3時間55分)

(ABEMA/将棋チャンネルより)

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