山崎武司、中田翔のバッティングで“やめてほしい”こと「2ストライク追い込まれて…」

2024年5月18日(土)19時30分 マイナビニュース

元プロ野球選手で野球解説者の山崎武司氏が11日、YouTubeチャンネル『ピカイチ名古屋チャンネル』で公開された動画「【第4話】中田翔に求めるのは打点&威圧与える三振。大ベテラン大島洋平の起用法はコレしかない。【山崎武司さん・ギャオス内藤さん】」に登場。中日・中田翔のバッティングで「やめてほしい」ことを明かした。
○追い込まれた時のバッティングに言及
動画公開日の11日終了時点で32試合に出場し、打率.270、3本塁打、16打点という成績を残していた中田。進行の元CBCアナウンサー・久野誠氏が「この人が入ったことによってドラゴンズは安定したなというか、存在感の大きさを感じる」と話すと、山崎氏は「まだ感じないね、僕は」「もっと存在感見せてほしいな」と本音をぶっちゃける。
その理由について、山崎氏は「僕が一番、中田翔に思うのは、2ストライク取られた時に、彼はやっぱり反対方向に打ったりするわけですよ。それは悪いことじゃないんだけど、自分のバッティングを崩して打ちにいっているんです」「2ストライク追い込まれて、インコース来たらこうやって振ったりとか、空振り三振する時がある。あれやめてほしい」と、追い込まれた時のバッティングを理由にあげた。
続けて、山崎氏は「なんとかしようという気持ちはすごくいいことなんですけど」と一定の理解を示しつつも、「あれをやることによって、相手のピッチャーは『ああ、楽勝だ』『怖くねえよ』と思っちゃう。中田翔の強いスイングでやってくれたほうが、『ちょっと甘いところいったらやばいかもな』って(思ってもらえる)」「そこを翔なりに考えているんだけど、ピッチャーには安心感を与えている。『追い込まれたら大きいのはないな』って思っちゃうんですよ」と、チームバッティングに徹するがゆえに、長打の怖さを与えられなくなっているとの持論を展開した。
そして、山崎氏は「2ストライクからでも、自分のスイングとして完結して、三振だったらしゃあないんです」とズバッと述べ、この話題を締めくくっていた。
【編集部MEMO】
打点王3回(2014年、2016年、2020年)、ベストナイン5回(2013年、2014年、2015年、2016年、2020年)、ゴールデングラブ賞5回(2015年、2016年、2018年、2020年、2022年)などの実績を持つ中田翔。昨年11月15日、読売ジャイアンツとの3年契約に盛り込まれていたオプトアウト権を行使して契約を破棄し、自由契約選手となることを選択。翌月6日に中日ドラゴンズと正式に契約し、入団会見に臨んだ。

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