前売りチケット即完売 明石家さんま 上方落語のイベント「第32回彦八まつり」に21年ぶり2度目の登場

2025年5月18日(日)18時5分 スポーツニッポン

 ◇第32回彦八まつり(2025年5月18日)

 タレント・明石家さんま(69)が18日、生国魂神社(大阪市天王寺区)で開催された上方落語のイベント「第32回彦八まつり」に21年ぶり2度目の登場。前売り即完売のプラチナチケットを手にした200人のファンをわかせた。

 2日目(18日)の目玉として「さんまのさんま」に特別出演。

デニム地のブルーの着物に、ベージュ系の袴姿で登壇。報道陣だけでなく「話を聞きたい」という若手落語家や関係者もシャットアウト。イベント終了後も神殿の中を通って、出待ちのファンを避けるなど厳戒態勢下での復活劇となった。

 今回の実行委員長を務める桂吉弥(54)が、笑福亭鶴瓶(73)の橋渡しで出演依頼。吉弥の師匠・吉朝さん(05年に死去)がさんまと同期だったこともあり、さんまが出演を快諾した。

 だが、オープニングに肝心の吉弥が他の仕事で会場を離れており、さらにはサプライズゲストとして出演するはずだった鶴瓶も不在。さんまが「2人がおらんのはアカンやろ」とボヤき、松竹芸能の仕事で急ぐ鶴瓶が開幕5分前に登場し、直後にさんまが登壇。結局、鶴瓶は「こっちの方が気持ちようなったわ」と次の仕事に大遅刻して最初から最後まで1時間たっぷりトークを展開した。

 笑福亭仁智に続いて最後にゲスト出演した露の都もさんまと同期入門。「最後までずっとさんまさんがしゃべりっ放しだったわ」と苦笑いだ。

 さんまが亡き師匠・笑福亭松之助さんとの思い出話や、他の芸人のおもしろエピソードを披露。さんまが「なんで兄さん、松竹芸能やめたん?」と問いかけ、「やめてへんわ」と鶴瓶が返すなど、さんまの“鶴瓶イジり”で“舌好調”。7月1日に古希を迎えるさんまの60代最後の彦八まつり出演は大爆笑を残して終結した。

 「上方落語の始祖」米澤彦八の功績を称え、生国魂神社(大阪市天王寺区)で年1回開かれるファン感謝イベント。コロナ禍で昨年、4年ぶりに復活した。さんまが前回登場した04年は鶴瓶が実行委員長を務めた。

スポーツニッポン

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