「かくかくしかじか」原作者 現場で大泉洋が涙の理由明かす 堀江貴文氏も感激「いいエピソード」
2025年5月19日(月)18時38分 スポーツニッポン
漫画家の東村アキコ氏(49)が18日、ABEMA「日曜The NIGHT アキコとオサムが一夜限りの緊急生放送」(後9・00)に生出演し、16日に公開初日を迎えた映画「かくかくしかじか」(監督関和亮)のキャスティング秘話を明かした。
永野芽郁(25)と大泉洋(52)がダブル主演を務める同作は、東村氏の実体験を元にした自身の原作漫画を実写化。永野は東村をモデルにした女子高校生・林明子を、大泉は明子が通っていた絵画教室の先生・日高健三を、それぞれ演じた。東村氏は映画の脚本、監修も務めた。
大泉の起用については、東村氏が自ら提案したという。「キャスティングの時に大泉さんにお願いできませんかねと言ったのは、実際の先生本人が、怖いんだけど、ちょっとこっちからすると笑っちゃうというか、チャーミングというか、本当に怖いというところまではいかないという絶妙なラインなんです。それを役者さんでできるのが大泉さんだけじゃないかなと思って」と打ち明けた。
シンプルにビジュアルが似ていたというのも理由の一つだった。撮影時には、当時の絵画教室の後輩たちも手伝いに来て、劇中で使うデッサンなども描いてくれたという。すると、大泉の姿を見て感激したようで、「その子たちが“似てる、似てる”って、“あの時に戻ったみたい”って、みんな泣いたの」と回顧。さらに「大泉さんもそれを見て泣いてた」と打ち明けた。
同作のファンを公言し、番組に飛び入り出演した実業家の堀江貴文氏は、「いいエピソード、いっぱい聞けますね」と喜んでいた。