通算4期・仲田加南が卓内トップ 大三元・四暗刻のダブル役満チャンスも演出/麻雀・女流桜花Aリーグ
2025年5月20日(火)7時55分 ABEMA TIMES

日本プロ麻雀連盟の女流プロ最高峰タイトル「女流桜花」への挑戦権を争う女流桜花Aリーグの第2節B卓が5月19日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、仲田加南が卓内トップを取った。
4人合計で12期の女流桜花を獲得と、まさにドリーム戦の様相を呈した第2節B卓。プロ麻雀リーグ「Mリーグ」EX風林火山で活躍する二階堂亜樹、元セガサミーフェニックスでMリーグ復帰のオーディションにも参戦中の魚谷侑未も同卓する中、主役になったのは仲田だった。通算5期目を狙う仲田は大三元・四暗刻というダブル役満もあるかという大物手を入れるなど、トータルでは+36.1と活躍。リーグ暫定順位では15位から10位と、反撃の狼煙をあげた。
試合後は「今日は苦しかったですね。配牌とツモが悪くて、いつもより七対子が多めになっていてストレスが溜まりました。ずっとツモ切りしている時も多かったけど、周りもあまり手が入ってなかったみたい。次回は初めての対戦相手が多いので、みっともないことはしないように。+10ぐらいしてトータルが±0ぐらいになるように頑張ります」と語っていた。
【試合結果】
1位 仲田加南 +36.1
2位 二階堂亜樹 +19.5
3位 魚谷侑未 ▲4.2
4位 吾妻さおり ▲51.4
◆女流桜花 2006年度に設立された、日本プロ麻雀連盟所属の女流プロによる1年のリーグ戦。上位16人がAリーグで、年間成績上位3人が前年度の女流桜花と3日間、半荘12回に女流桜花決定戦を行う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟チャンネル