「毎日10時間コナンを見て勉強」日本で働くイタリア人医師の驚愕の日本語学習方法
2025年5月20日(火)12時0分 ABEMA TIMES

「毎日10時間コナンを見て勉強」。日本で働くイタリア人医師の驚愕の日本語学習方法が明かされた。
ABEMAにて5月18日に放送された『ななにー 地下ABEMA』#73では、「日本が好きすぎて日本人に移住した外国人SP」と題した企画が展開された。
日本が好きすぎて、イタリア名門医大首席で卒業したのに移住したパントーさんは、幼少期、学校に馴染めず引きこもりに。そんな中、人生を変えてくれたのが日本のアニメ『セーラームーン』『聖闘士星矢』だった。
パントーさんは「(2作品の)共通点は変身することですね。日本のヒーローは一般的な学生がヒーローになる。そういうのを見て、すごく興奮して、自分も頑張るようになった」と2つのアニメに勇気をもらったことを明かした。
日本のアニメに救われたパントーさんは、自分と同じ引きこもりで悩む子がたくさんいることを知り、そんな人を救うために精神科医の道へ。猛勉強の結果、イタリアの名門医大「サクロ・クオーレ・カトリック大学医学部」を首席で卒業したそうだ。
その後、日本の病院で働くために、日本語勉強を開始。なんと、パントーさんは毎日10時間『名探偵コナン』を見て勉強したという。パントーさんは「楽しみながら学べるのがアニメだった。『名探偵コナン』が1番語彙力が高いアニメだった」と理由を添えた。
それから筑波大学に進学し、日本の医師免許を取得したパントーさん。現在、慶應義塾大学病院で精神科医として働きながら、独自療法「アニメ療法」を研究しているそうだ。