「レギュラー番組が終了し、メディア露出が減っていたが…」60代になった木梨憲武が語る“半生”《石橋貴明との出会いや妻・安田成美のことも…》
2025年5月21日(水)12時0分 文春オンライン

平成を代表するお笑いコンビ「とんねるず」の木梨憲武が半生を綴った本書が幅広い世代にヒット中。
「執筆のオファーをしたのは2022年3月に著者が還暦を迎えた頃。レギュラー番組が終了し、メディア露出が減っていたタイミングです。会社員なら定年退職の時期ですし、還暦世代の悲哀を書いてほしいと依頼したのですが『悲哀なんて全然ないよ。やりたいことがいっぱいでワクワクしてる』と。60代になってなおエネルギーに溢れていることに驚き、その生き様をそのまま書いていただくことになりました」(担当編集者の森田祐介さん)
サッカーに熱中した高校時代、石橋貴明との出会いからデビュー、ゴールデンタイムを席巻したバラエティ番組、妻・安田成美のことまで。怖気づいてしまいそうな場面でも「高ぶる」と表現し、果敢にチャレンジする著者。「失敗は失敗と思わなければ失敗にならない」と常に前向きで、エンタメ業界のトップランナーたる所以が垣間見える。
「40代以上の方からは『青春を思い出した』、若年層からは『勇気をもらえた』という声も。時代の変わり目を迎え、テレビ業界も変化を余儀なくされています。当事者である著者は今、それをどのように受け止め、何を考えているのか、読者の関心に応えている点もヒットにつながったと考えています」(森田さん)
(長谷川 未緒/週刊文春 2022年5月22日号)
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