ミュージカル俳優として台頭した甲斐翔真
2025年5月21日(水)19時1分 ジェイタメ
俳優の甲斐翔真が21日、都内で行われた「第50回菊田一夫演劇賞」授賞式に出席したことを、各メディアが報じた。
甲斐は「ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル」のクリスチャン役、「ネクスト・トゥ・ノーマル」のゲイブ役の好演が評価され菊田一夫演劇賞が贈られた。
甲斐は「本当に僕が大好きな2作でこのような場に立てて本当に光栄に思っております」と感慨深げで、自身を「ど根性シアター俳優」と称した。
現在は「キンキーブーツ」が上演中で、10月からは「マタ・ハリ」にも出演するなど、今後も日本の演劇界の第一線で活躍を続ける。
2015年に俳優デビューを果たし、16年にテレビ朝日系「仮面ライダーエグゼイド」のパラド/仮面ライダーパラドクス役としてテレビドラマ初出演を果たした。
20年に応募総数2416名のオーディションにて「デスノート THE MUSICAL」の夜神月役に抜擢され、初舞台にして初主演を務め、ミュージカルデビューを果たした。
23年9月、所属事務所であるアミューズが運営するデジタルファンサービスサイト「アミューズプラス」初の個人FCコースとして「KAI SHOUMA Fanclub」を開設した。
これまで映像作品もこなしていたが、現在はすっかりミュージカルが活動の柱になっている。
「大きな事務所に所属していると、作品選びの幅も広がる。甲斐はミュージカルに挑戦してから、わずか5年で頭角を現しすばらしい賞を戴冠することができた。ほかの事務所だったらチャンスが巡って来ず、ミュージカル俳優としての才能を持て余したままだったかもしれない。同じ事務所には同年代の有望な若手俳優が多いが、甲斐は自らの努力と才能を生かしてチャンスをつかむことができた」(演劇担当記者)
ミュージカル俳優として、どこまで成長するかが楽しみだ。