今井翼、『ドンケツ』魂の“口上シーン”を伊藤英明が絶賛 “漢”たちの場面写真も
2025年5月21日(水)10時30分 オリコン
相場桃次郎(今井翼)=ドラマ『ドンケツ』DMM TVで独占配信中 (C)DMM TV
本作は、たーし原作の本格極道漫画(少年画報社)を実写化した作品。出世の見込みもなく40代後半を迎えた、“ドンケツ”ヤクザの沢田政寿(通称:ロケマサ)が、しがらみだらけの極道世界を拳一つで突き進む姿を描く。
見どころのひとつが第4話に登場するキャラクター、相場桃次郎(今井翼)。東京の下町で生きる、義理と人情に厚いヤクザで、“一本気な漢”として強い存在感を放つ。今井は自身の役について、「過去に負った傷を背負いながら、自分の人生すべてを懸けて“極道の意地”を貫こうとする強い信念の持ち主です」と語っている。
伊藤は桃次郎というキャラクターについて、「ドラマのストーリーテラー的な存在であり、このキャラがいることで物語が自然と進んでいく。脚本も原作の関係性を丁寧にドラマとして再構築していて、非常にバランスが良い」と評価。「桃次郎の存在が、ロケマサの“むちゃくちゃだけど信念はぶれない”という姿勢を、より際立たせてくれた」とも分析している。
桃次郎が登場するシーンで特に印象的だったのが、迫力満点の口上シーン。朝から丸一日をかけ、膨大なせりふ量を演じ切った今井に対し、主演の伊藤も大きな賞賛を送っている。
ドラマのハードな世界観とは対照的に、「今井くん自身がとてもかわいがられるキャラクターです。撮影中も、『車海老の紹興酒漬けを作ったんです!』と言って、前日に作った料理の写真を見せてくれたこともありました(笑)」(伊藤)と、撮影現場での微笑ましいエピソードを披露。
一方、今井は伊藤について、「座長にふさわしい懐を持った方だと思います」と語り、「クランクインはどの現場に入ってもとても緊張します。原作では強面なロケマサですが、裏ではすごく優しい英明さんが、緊張をほぐしてくださったり、芝居を通しても真摯(しんし)に向き合ってくださったことに感謝しています」と語っていた。
最終話(全6話)の配信が今週23日に迫る中、新たな場面写真も公開。桃次郎とロケマサが出会い頭に取っ組み合う衝撃のシーンや、無事に和解し、杯を交わす熱い瞬間、さらには、ロケマサ・チャカシン・桃次郎の3人が昼間から道端で酒盛りをする和みのカットも。“漢”たちの激しさと人情味を感じる、胸アツ&ほっこりショットとなっている。