芸人界きっての仲良しコンビ・なすなかにし 先輩芸人の発案で改名した過去「それがエラい医療ミスで...」
2025年5月21日(水)11時0分 スポーツニッポン
松竹芸能所属のお笑いコンビ「なすなかにし」の那須晃行(44)と中西茂樹(47)が、20日放送のテレビ東京「開運!なんでも鑑定団」(火曜後8・54)にゲスト出演。過去に改名していたことを明かした。
いとこ同士の2人は子どもの頃から大の仲良しで、3歳年上の中西が那須を溺愛。小学5年生の時、那須が山口県へ引っ越したが毎日電話を欠かさなかった。その後那須が大阪へ戻り、養成所のチラシを見た中西が「芸人だったらずっと一緒にいられるかも」と、2001年にコンビを結成した。
正統派のしゃべくり漫才で数々の賞を受賞し、08年には東京へ進出したが仕事は激減。事務所の先輩である「ますだおかだ」岡田圭右の発案で、10年に「いまぶーむ」に改名したが、とうとう仕事はゼロに。1年で元の「なすなかにし」に戻した。現在は年間ロケ回数が300回を超え、ロケVTRでの登場シーンのバリエーションは100以上というロケ技術が評価され、「ロケの帝王」と呼ばれるまでに。
そんな紹介VTRを受けてスタジオに登場すると、中西は「今も気がついたら手を繋いでる」とボケを交えて仲の良さを強調。改名について聞かれると「岡田さんが言うには、仕事で結果が出てないから荒療治のつもりで改名したんやって言うんですけど、それがエラい"医療ミス"でして、ホントに(仕事が)ゼロになったんです」と笑わせた。
持参した"お宝"は、那須の父が収集しているという記念コイン。1993年発行の皇太子殿下御成婚を記念した5000円銀貨や5万円金貨、99年発行の天皇陛下御在位十年の1万円金貨の他、04年に発行された日本国際博覧会(愛・地球博)記念金貨を見た司会の今田耕司は「金やん。今高いで」と期待。すかさず「まさに今ブームです」と切り込んだ中西に、今田は「ホンマや、いまぶーむや!」と湧いた。
父のコレクションについて「金貨以外の物はもっとあります、ボストンバッグに入ってます」と那須。持参したコインの額面合計は「29万円ぐらい」といい、本人評価額は「ちょっと上がっといて欲しい」と35万円だったが、220万円という結果にどよめく一同。金の価格上昇のためこの金額となったが、鑑定人は「現行貨幣ですから手を加えたり、溶かしたりしては違法です」と注意も。今田は「これは凄いわ〜コレくれへんかな〜?」とうらやんでいた。