松嶋尚美 コメ“買ったことない”江藤農相の辞任に「やめるほどのことではないしって思ってたんだけど...」
2025年5月21日(水)10時13分 スポーツニッポン
タレントの松嶋尚美(53)が21日、フジテレビの情報番組「サン!シャイン」(月〜金曜前8・14)に出演。江藤拓農相(64)が21日、閣僚の辞表を石破茂首相(68)に提出し、受理されたことに言及した。
「コメは買ったことがない」と述べた自身の発言が混乱を招いた責任を取った。事実上の更迭とみられる。首相は政権運営への影響を懸念し、続投方針から一転した。後任に小泉進次郎自民党前選対委員長を起用する方針を固めた。昨年10月の石破内閣発足後、衆院選の落選者を除き閣僚辞任は初めてで、政権運営への打撃となる。
江藤氏は辞表提出後、官邸で記者団に「国民がコメの高騰に大変苦労している中、所管大臣として極めて不適切な発言をしてしまった。改めて心からおわびを申し上げたい」と述べた。辞表提出の理由について「米価を下げるには国民の信頼が欠かせない。信頼を損なったということであれば一線から身を引くことが国民にとって良いことだと判断した」と説明した。
松嶋は「5年間の(農政改革の)計画をせっかく立てていて、1番最初に“売るほどあるんだ”とか言ったことに関しては、うわっと思ったけど、まあ気持ち良く謝って、ここからもう心機一転、ホントにコメ改革してくれたらいいやって思ってたの。やめるほどのことではないしって思ってたんだけど、今回のもらったコメのどうたらとか、いらんことをまた言い出した時に、しかも自分でコメを買ったこともない人が今のお米の価格でどんだけ大変か、欲しいお米が手に入らない、どんな米でもいいわけじゃない、欲しいお米がこっちだってあるっていう人たちに届いてない状態を分かっていない人なんだなっていうのは凄く残念に思ってて」と話した。
そして、「今回、3500円で買えたとか言ってるけど、ホントにやっぱり農水省のトップですから、時々は市場に行っていろんな価格を見てほしかったな、他の人に行ってもらって情報を共有して自分も今のこの日本のスーパーでの他のものの値上げとかも含めて、確認してほしかったなとは思う」と言い、「だからホント次の方にバトンタッチするけど、新しい人には国民の今の状況、モノを買う時のお米以外のことも含めてちゃんと知ってほしいなと思いました」と自身の思いを話した。