「余命2ヶ月のレフェリーを救いたい」クラファンが4時間で約4500万円達成 溝口勇児氏が早期終了を報告

2024年5月22日(水)13時54分 オリコン

BreakingDown溝口勇児COO (C)ORICON NewS inc.

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 ステージ4のがんで余命2ヶ月と宣告を受けたBreakingDownの鬼木貴典レフェリーの治療費を募ったクラウドファンディング(クラファン)が、開始4時間で目標の1000万円を遥かに上回る約4500万円も集まったため、発起人のBreakingDown溝口勇児COOが自身のX(旧ツイッター)で「早期終了」を報告した。

 ステージ4の肝臓がんで、全額自費負担の自由診療(保険適用外)を受けないと余命2ヶ月と宣告された鬼木氏は、「治療に1000万円以上かかると聞かされ、治るかもわからない病気に、そして私がこの世からいなくなった後に家族に迷惑をかけるわけにはいかないもいかないと思い、自分の運命を受け入れ、治療を続けること断念しました」と18日に自身のXで告白。

 これを見たRIZINバンタム級王者の朝倉海と溝口氏が鬼木氏の自宅を訪問し、クラファンで治療費を募ることを提案。鬼木氏は「皆さんにご迷惑はおかけできない」と拒否するも、海と溝口氏の説得により「助けていただけるのであれば、助けてください。お願いします」「またBreakingDownの現場に戻りたいです。しっかり治したい」と受け入れた。

 この模様の動画が昨晩に公開されたと同時にクラファンサイトが立ち上がると、賛同者が相次ぎ4時間で約4500万が集められた。溝口氏はXで募金の協力者に感謝し、「今回の取り組みのゴールはやはり鬼木さんが再びBreakingDownのリングに上がることです。鬼木さん、そんな奇跡を我々に見せてくださいね」と改めて鬼木氏にエールを送った。

 なお、治療後の余った資金に関しては「認定NPO法人日本こども支援協会」に寄付される。また「一部をご家族の生活にも充当してほしい」という声も寄せられていることから「こちらも関係者と議論したいと思っています」と伝えた。

オリコン

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