リブート版『ヘルボーイ』、公開5週間で興行収入が製作費の半分に満たず…
2019年5月23日(木)16時10分 シネマカフェ
本国アメリカでは4月12日に公開開始となった同作。初週の3日間で興収は1205万ドル(約13億3千万円)を稼ぎ『シャザム!』、『Little』(原題)に次ぐ第3位だった。それから5週間経過後の興収は2190万ドル(約24億1千万円)と伸びず、製作費5000万ドル(約55億1千万円)の回収は困難とみられる。
ギレルモ・デル・トロが監督した初代『ヘルボーイ』(2004年、ロン・パールマン主演)は、製作費6600万ドルに対して興収は9940万ドル、続編の『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』は製作費8500万ドルに対して興収は1億6000万ドルという成功を収めていた。
リブート版『ヘルボーイ』に出演しているミラ・ジョヴォヴィッチは、公開直後に「私が出演した最高にかっこいいすべての作品が、批評家たちにけなされてきたわ」と嘆き、『バイオハザード』、『フィフス・エレメント』、『ズーランダー』などの作品名を挙げ、実際には素晴らしい映画であったことを主張。今作『ヘルボーイ』についても、批評家たちが酷評しようと「私を信じて。観れば絶対に楽しい時間を過ごせるから!」と仕上がりへの自信をみせていた。