「公式マークは何のためにあるの?」 「なりすまし詐欺」名前使われたアーティストがTikTok批判

2024年5月23日(木)14時1分 J-CASTニュース

かつて2人組YouTuber「みきおだ」として活動していたアーティストのODAKEi(おだけい)さんが2024年5月22日、自身をかたる詐欺事件の発生を受け、きっかけとなったTikTokを批判した。

「最悪な形でニュースになりました」

問題となっているのは、秋田県の50代男性がODAKEiさんをかたる何者かに指示されて、お金をだまし取られた詐欺事件。男性はODAKEiさんを名乗るTikTok動画を視聴したことをきっかけに、相手からメッセージを受け、やり取りする中で親近感を抱いてしまったと報じられている。

ODAKEiさんはインスタグラムで「最悪な形でニュースになりました」と触れ、動画に乗せたコメントの中で「TikTokさんへ」「僕の名前がこんな風にニュースになるの、悲しいね...」と率直な思いを語った。

これまでの経緯については、「一昨年、レーベルを辞めた瞬間公式マークがなくなり偽物アカウントが何度も作られていた」と、本人のアカウントだと一目で分かる公式マークを失い、偽アカウントが作られていた状態だったと説明する。

そのため、「ストーリーで呼びかけて偽物のアカウントがありますと報告して、詐欺が増えてるので公式マーク付けられないですかと問い合わせし続けたのに対応してもらえず」「何度もたくさんのSNSで呼びかけてファンのみんなTikTokに報告し続けたのに結局対応してもらえず」と、今回のような事件を懸念して問い合わせていたにも関わらず、対応してもらえなかったことを明かした。

結果として「そしたら、このようなニュースになってしまいました」と嘆きながら、「TikTokさん、公式マークは何のためにあるのでしょうか? 早急に対応して頂いたら、このような事件は起きなかったと思います」と批判した。

また「もう何ヶ月も違反をみんなで報告していました」と偽アカウントの通報も続けてきたことを明かし、「ほんとうに心が痛いです。ぼくを応援してくれているファンの皆様、本当にほんとうにごめんなさい」とつづった。

一連の意見には、

「貴方は何も悪くない!」
「公式マークがないとどうなるか考えが足りなかったTikTokが悪いし、悪用する人がもちろん一番悪いですね」

という声が集まっていた。

J-CASTニュース

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