カンヌ映画祭が閉幕、早川監督「ルノワール」受賞逃す…最高賞にパナヒ監督「シンプル・アクシデント」
2025年5月25日(日)2時59分 読売新聞
【カンヌ=木村直子】第78回カンヌ国際映画祭は24日夜(現地時間)閉幕し、コンペティション部門の最高賞パルムドールに、イランのジャファール・パナヒ監督の「シンプル・アクシデント」が選ばれた。日本から出品した早川千絵監督(48)の「ルノワール」は受賞を逃した。
パナヒ氏はイランを代表する映画監督の一人。母国で20年間の映画制作禁止と出国禁止を言い渡され、一時収監されるなど、制約の中で活動してきたことで知られる。