藤井聡太名人が47手目を封じる 豊島将之九段、意表の「四間飛車」採用から堅さVSバランスの戦いへ/将棋・名人戦七番勝負第5局

2024年5月26日(日)18時42分 ABEMA TIMES

 将棋の藤井聡太名人(竜王、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)に豊島将之九段(34)が挑戦する第82期名人戦七番勝負第5局は5月26日、北海道紋別市の「ホテルオホーツクパレス」で1日目の対局を行い、先手の藤井名人が47手目を封じて指し掛けとした。あす27日午前9時頃に封じ手を開封し、対局が再開される。

【映像】いくらがキラキラ…藤井名人と豊島九段の“勝負メシ”

 決着か、連勝か。注目の第5局では、後手の豊島九段が意表の四間飛車を採用。藤井名人は金銀4枚の居飛車穴熊に組んで対抗した。戦いは堅さVSバランスの構図へと展開。ABEMAの中継で解説を務めた本田奎六段(26)は、「先手の穴熊が堅すぎて、後手は神経を使う展開になっている」とコメントしていた。

 午後6時30分に立会人の屋敷伸之九段(52)が封じ手の定刻となったことを告げると、手番の藤井名人は約2分の考慮の後、封じる意志を示して指し掛けとした。封じ手に投じた考慮時間は26分。激しい戦いが予想される2日目は、午前中から目が離せない。

 第5局2日目は、26日午前9時頃に再開が予定されている。持ち時間は各9時間の2日制。

【封じ手時点での残り持ち時間】

藤井聡太名人 5時間3分(消費3時間57分)
豊島将之九段 4時間49分(消費4時間11分)

(ABEMA/将棋チャンネルより)

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