軍部の介入に立ち向かい、心の叫びを音楽に…『剣の舞』予告

2020年5月27日(水)14時0分 シネマカフェ

『剣の舞 我が心の旋律』 (C)2018 Mars Media Entertainment, LLC, DMH STUDIO LLC

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若き巨匠がひと晩で書き上げた20世紀の名曲の誕生秘話『剣の舞 我が心の旋律』から、予告編と場面写真が解禁された。



この度解禁された予告編では、第二次世界大戦下、ソ連政府の理不尽な要求や厳しい検閲に苦しみながらも、のちに巨匠となる若きハチャトゥリアンの苦悩の日々と、名曲「剣の舞」完成までの感動と軌跡を描き出す。


政府の役人プシュコフの徹底した監視下のもと、政府に都合のいいようにバレエ公演「ガイーヌ」の曲を変更させられ徐々に追い込まれていくハチャトゥリアンだが、作曲家仲間や劇団員の励まし、そして何よりも「アルメニア人の血を引く作曲家として同胞たちの心の叫びを音楽にして世界に伝える」という誇りと強い想いを胸に作曲を続ける。


そして、そこから生まれた聴く者の胸を高揚させ、鼓舞するような「剣の舞」。世界屈指の演奏回数を誇る交響曲の歴史を作った伝説の名曲誕生、その裏に隠されたハチャトゥリアンの情熱を垣間見ることができる。


また、解禁された場面写真の中でも、苦悩するハチャトゥリアンの姿が切り取られている。


『剣の舞 我が心の旋律』は7月31日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。

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