【SSFF & ASIA】西垣匠、ショートフィルムで主演 山崎天&関駿太監督と「若者のフレッシュなエネルギーで乗り切った」
2025年5月28日(水)18時57分 オリコン
ショートフィルムで主演を務める西垣匠 (C)ORICON NewS inc.
『ソニックビート』は、TOHOシネマズ学生映画祭でグランプリを受賞した、2001年生まれの新鋭・関駿太氏(23)による初の商業映画作品。監督自身が、初の商業作品に挑む自身の姿を主人公に重ねて描いた、等身大の青春ストーリーとなる。
ショートフィルムの撮影を体感した感想を問われると主演の西垣は「撮影スケジュールもタイトな中で関監督も23歳と若くて。僕も天ちゃんもですけど若者のフレッシュなエネルギーで乗り切ったなという撮影期間でした」と振り返る。完成した作品もエネルギーに満ちあふれていたという。「僕達のエネルギーが詰まっています。高校生だったらつまずくような悩みから1歩踏み出す映画になっています。お客さんも1歩踏み出せる映画になっていると思います」と呼びかけていた。
27回目を迎えた映画祭の今年のテーマは、「creative active generative」。世界中のフィルムメーカーたちの“creative”が集結する映画祭は、作品とオーディエンス、クリエイターと企業が出会い、新たな化学反応が生まれる場を、“active”に創出していきたい、また、「生成AI」にも通じる新たなテクノロジーで新時代のクリエイティブを生み出していきたい(“generative”)というSSSFF & ASIAの現在地と未来図をテーマに映画祭を展開。今年は、世界108の国と地域から4592点の応募の中から選りすぐりの約250作品をリアル会場&オンライングランドシアターで上映する。
■『ソニックビート』あらすじ
陸上競技大会100m走予選のスタートラインに立った高校陸上部員のイサオ(西)は、極度のプレッシャーから精神世界に閉じ込められてしまう。真っ暗な空間には、怪しい作業員とイサオの記憶を映し出すテレビデオ。陸上部イチ足が速いアキ先輩(山崎)との思い出が走馬灯のように駆け巡る。イサオは過去の記憶と向き合い、走り出すことができるのか。