FANTASTICS八木勇征、“狂気の演技”で最優秀俳優賞「新しい“引き出し”が生まれた」

2025年5月28日(水)18時32分 オリコン

ドラマ『最期の授業-生き残った者だけが卒業-』ビジュアル(C)「日本オリジナルショートドラマ」製作委員会

 ダンス&ボーカルグループ・FANTASTICSの八木勇征が28日、韓国・釜山で開催された『第1回アジアショートドラマアワード』で最優秀俳優賞を受賞した。

 2024年11月26日より、ショートドラマ配信アプリ「UniReel」で一挙配信された今作は、音楽教師の丸山武(八木)が同僚であり恋人の今泉理恵(堀未央奈)を死に追い込んだ未来高校3年F組の生徒たちを卒業式前日に音楽室に集め、“最期の授業”の名のもとにデスゲームを仕掛ける物語。八木の“狂気の演技”が話題を呼び、注目を集めた。

 『第1回アジアショートドラマアワード』は、日本・中国・韓国が共同で立ち上げた国際アワード。再生数やSNSでの話題性、海外展開の実績などをもとに、ショートドラマの優れた作品や俳優、配信プラットフォームを総合的に評価する。短尺コンテンツの可能性に光を当て、アジア発エンタメの新たな基準をつくることを目的としている。

 表彰式では、4月までに制作された日中韓3ヶ国の作品と出演者を対象に、15の国と地域で配信された約1000本の中から、「大賞(ベスト作品賞)」「最優秀俳優賞」など、全10部門の受賞作・受賞者が発表された。

 「最優秀俳優賞」を受賞した八木は「すばらしい賞をいただき本当に光栄です。ありがとうございます。とても驚きましたし、第1回ということで記念すべき最初の受賞者に選ばれたことを心からうれしく思っています」とコメント。撮影現場ではカメラが回っていないときでも“心を鬼にして”生徒役の俳優たちと距離を置き、“狂気に堕ちた教師”を演じきったことが話題となっている八木は「僕自身、新しい“引き出し”が生まれた作品だったと思います」と語り、「この作品に携わったすべてのみなさんに感謝し、僕自身これからも、1人の人間として、1人の俳優として、1人のアーティストとして誠実に一つひとつの作品と向き合っていきたいと思います。これからも応援をよろしくお願いします」とメッセージを送った。

 今作を脚本・プロデュースした鈴木努氏は「最高にパンクな作品にすてきな賞をありがとうございます。“俳優・八木勇征”さんの覚悟と情熱に、心から敬意を表します。受賞、おめでとうございます」と伝えた。

オリコン

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