HONDAエンジン、再点火!本田朋広、Mリーグの雪辱へ1stステージ首位通過「この次も勝ち上がりたい」2位通過は二階堂亜樹/麻雀・Mトーナメント

2024年6月4日(火)9時0分 ABEMA TIMES

 あっという間に終わってしまったMリーグ。悔しいシーズンの借りをここで返すため、北陸出身のイケメン雀士が躍動した。Mリーガー、各プロ団体推薦者が出場する「Mトーナメント2024」予選1stステージB卓が6月3日に行われ、本田朋広(TEAM雷電・連盟)が首位通過。第1試合で大きなトップを決め、第2試合でも劣勢から大物手をツモり堂々の勝ち上がり。2位通過は二階堂亜樹(EX風林火山・連盟)。

【映像】会心の一撃!本田朋広、親番で決めた一発ツモで跳満

 第1試合は東家から浅井堂岐(協会)、二階堂、本田、多井隆晴(渋谷ABEMAS・RMU)の並びで開始した。序盤は多井が3度のアガリで大きくリード。これを追う本田は3着目で迎えた南1局、得意の仕掛けでタンヤオ・三色同順・赤2の8000点をゲット、最強雀士に迫る。そして迎えた南3局の親、今度はじっくり門前で手を作ると、8巡目に八万待ちの七対子で先制リーチ。これが一発ツモとなり、リーチ・一発・ツモ・タンヤオ・七対子の1万8000点で多井を逆転した。放送席は「うわー!」と絶叫。ファンも「ほんだ!ほんだ!ほんだ!」「雷電の麻雀は面白いんです!」「すごすぎる。これがほんださん」と一斉に沸いた。このリードを活かして第1試合は+67.3の大きなトップ。

 第2試合は浅井、亜樹、本田、多井の並び。本田は南2局の親番を迎えるまでラス目。第1試合でラスを引いた亜樹がトップ目、そして2着の多井がここでも2着目に付けており、初戦トップで敗退という可能性も色濃くなっていた。ここで本田は一手替わり純チャンの手をダマテン。これをひょっこりとツモり、ツモ・ドラの3000点を手に入れた。これでエンジンが再点火。同1本場にリーチ・ツモ・赤・ドラ・裏ドラの1万2000点(+300点)を決め、この試合を3着でゴールイン。亜樹と共に2ndステージへの勝ち上がりを決めた。

 インタビューでは「だいぶヤバかったですよね!」と一時ラスに沈んだ状況を冷や汗交じりで振り返った。「我慢していれば良かったのですが(第2試合の)最初にフラっと行って放銃して…」と、リードした後の立ち回りに苦しんでいた心中を吐露。今大会で戦いたい相手には竹内元太(最高位戦)の名を挙げた。

 今年のMリーグ、チームはレギュラーシーズンで敗退。ここに懸ける思いは強い。「Mトーナメントも最初の方で負けてしまうと(見せ場が)少なくなってしまうので、少しでも長くファンの方に試合を見せられるように頑張りたいと思っていました。しっかりとこの次も勝ち上がりたいと思います!」と最後に小さく決めポーズ。再び熱を帯びたエンジンで、大会を盛り上げてくれそうだ。

【第1試合結果】

1着 本田朋広(TEAM雷電・連盟)4万7300点/+67.3
2着 多井隆晴(渋谷ABEMAS・RMU)2万1000点/+1.0
3着 浅井堂岐(協会)1万8900点/▲21.1
4着 二階堂亜樹(EX風林火山・連盟)1万2800点/▲47.2

【第2試合結果】

1着 二階堂亜樹(EX風林火山・連盟)5万900点/+70.9
2着 多井隆晴(渋谷ABEMAS・RMU)2万8700点/+8.7
3着 本田朋広(TEAM雷電・連盟)1万7500点/▲22.5
4着 浅井堂岐(協会)2900点/▲57.1

【最終結果】

1位 本田朋広(TEAM雷電・連盟)/+44.8
2位 二階堂亜樹(EX風林火山・連盟)/+23.7
3位 多井隆晴(渋谷ABEMAS・RMU)/+9.7
4位 浅井堂岐(協会)/▲78.2

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mトーナメント プロ麻雀リーグ「Mリーグ」初となる冠大会で個人によるトーナメント戦。現Mリーガー36人と元Mリーガーやタイトルホルダーなどプロ5団体からの推薦者24人、計60人で行われる。Mリーグの昨シーズン優勝チーム所属の4選手は、予選2ndステージからシード出場となる。全試合「Mリーグルール」で行われ、予選は1stステージ、2ndステージ、ファイナルステージに分けて行われ、それぞれ2位までが次のステージに進出。セミファイナル(ベスト8)、ファイナルを経て優勝者を決める。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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