古舘伊知郎 大谷翔平の声明を分析「水原一平とは完全に切れたんだというのが明らか」
2024年6月5日（水）15時36分 スポーツニッポン
フリーアナウンサー古舘伊知郎（69）が5日、TBS系「ゴゴスマ〜GO GO！smile〜」（月〜金曜後1・55）にコメンテーターとして生出演し、ドジャース大谷翔平投手（29）の元通訳の水原一平被告（39）が、銀行詐欺のなど罪で起訴されて有罪を認めたことを受けての大谷の反応についてコメントした。
水原被告は4日（日本時間5日）、米カリフォルニア州サンタアナの連邦地裁に出廷し、有罪答弁を行った。5月14日の罪状認否では手続き上の理由から形式的に無罪を主張していたが、この日は銀行詐欺、虚偽の納税申告の罪をすべて認めた。有罪答弁を受け、判決の言い渡し期日が10月25日（同26日）に決まった。
これを受けて大谷は声明を発表。「捜査が完了し、罪も全て認められた今、私及び家族にとっても重要な終結を迎えることができました」という書き出しから、最後には「この事件に終止符を打ち、前に進む時期が来たと思ってます。これからもこのチームの一員として少しでも勝利に貢献できるよう集中して行きたいと思っております」と、野球に集中したい思いもつづった。
終結、終止符という文字が使われた声明に、MCのフリーアナウンサー石井亮次は「大谷選手が関わるのはここまでなのか…」とつぶやいた。すると古舘は「そうだと思います。終結と終止符を前と後に入れているということから、はっきりと今、石井さんが言った通りだと思う」と分析。「今後、水原被告が犯した罪について、大谷選手とセットにしないでいいんですよね。完全に切り離してくれと。ゲームに集中させてくれと。水原一平とは完全に切れたんだというのが、明らかにうかがえますから」とも話した。
古舘自身も「どうしても我々は、大谷選手に付いていた水原一平の悪事についてというセットで見るけど、ちょっと切り離す努力も必要かなと思いますね」と、今後の報道との向き合い方について意見を口にした。
